イチゴ しずる感の塗り方の考察 第一回

こんにちは。
張り切っていきましょう。
三回目のお題はイチゴです。みんな大好きイチゴー!!
イチゴ001
色鉛筆 イチゴ
イチゴ002(明暗の参考に)

イチゴ003(下描きの参考に)

みずみずしくておいしそうですね。
こんなしずる感を表現できたらいいですねー。
それでは早速、下描きから
下描き001 

前回のようにトレースしようと思うのですが、今回は少しやり方を変えました。
前回はトレースする紙の裏を直接塗りなぞりましたが、きつくなぞりすぎてケント紙に溝ができ、塗るときに溝の部分が塗り残しになって苦労しました。
それを踏まえて上のような鉛筆で塗った、鉛筆カーボン紙をつくりケント紙となぞる紙の間に挟むようにしました。
これできつめになぞっても溝ができにくいかなと思います。多少かもしれませんが力加減が簡単になりました。
イチゴ004

今回は濃すぎず薄すぎず適度にできました。
続けてハイライトの部分を白(PC938)で塗りました。ただこの最初にハイライトを塗る工程は不必要かもと塗りながら思ってしまいました。
ケント紙の白が残っていればハイライトは残るので・・・そこは次回からの検証という事で。
イチゴ005

イチゴ006

続いてはイチゴの種を黄色(PC916)で塗ります。
種のハイライトは白を塗るわけではなく塗り残すことで紙の色で表現していきます。
ちなみにイチゴはこんな小さな種から根が生えるのでしょうか?管理人はビワの種を植えて育てたことはあるのですが・・・
イチゴ007

はい、また話がそれたので戻します。
次はイチゴの本体を塗っていきます。よく熟れていますから黄緑の部分はありません。
赤(PC924)で塗っていきます。前回グラスを塗ったときは何度も塗り足し、塗り足しの繰り返しで苦労したので、
今回はなるべく色鉛筆を削り芯をとがらせ、色鉛筆を立てて濃い目に塗っていこうと思います。
・・・ポキ・・・
いきなり芯が折れました・・・ いつも色鉛筆を寝かし気味で薄く塗っていたので、細くとがった芯だと力加減が難しいのか・・・
”貧弱、貧弱ゥ”と言いながら芯をバキボキと折ってしまいそうです。
わからない方は”ジョジョの奇妙な冒険 ディオ・ブランドー”と調べてみましょう。
イチゴ008

言ってるそばから話が脱線しました。
色鉛筆の芯が折れやすいのは、技術不足か・・・ そんなことで心が折れないように、もう少し芯に丸みを持たせて塗り続けます。
イチゴ009

赤は赤でも自分のなかで3段階くらいに濃さを意識して塗り分けます。
右下は照り返し?で少し明るめ、左のイチゴの先っぽはピンボケで色の境目があいまいと塗り分けながら 
イチゴ010.

色だけ塗り分けていると形が?どうなってるの?となりがちなので、くぼみがあってその中に種がある。
くぼみのふちにハイライトが回ってる と意識しながら塗りました。
イチゴ011

種の周りのくぼみの深い部分と、種の暗い部分を茶色(PC946)で塗ります。
イチゴ012

さっき塗ったさらに濃い部分を黒(PC935)で塗り、くぼみじゃないけど手前の一番ピントがあってて赤が濃い部分も黒を塗り足してみました。
イチゴ013

さらに白で塗って色をなじませようとしましたが、ハイライトの部分に周りの色が入ってしまってハイライトがつぶれてしまいそうだったのでやめときました。
さて、今回はここまで。少しはしずる感が出てきましたかね?
あとはヘタと影を入れて仕上げていきます。

では、また次回お会いしましょう。

このブログは24色の色鉛筆を使ってイラストを描いていく過程を記したものです。36色でも、多色でもアナログな道具で費用が安くて楽しめる趣味です。今回のお題に共通点がありそうな作品をいくつかあげておきますので、よかったら参考にして下さい。
静物画 果物
色鉛筆でバナナのイラスト メイキング
色鉛筆でキウィフルーツのイラスト メイキング
色鉛筆でチェリーのイラスト メイキング
色鉛筆でオレンジのイラスト メイキング

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