ウィスキー 液体の塗り方の考察 第三回

こんにちは。今日も張り切ってLet’s色鉛筆!前々回から始まったお題のウィスキーです。前回は赤茶(PC1031)朱色(PC922)黄色(PC916)白(PC938)と順に混色する色を一通り塗っておいてから、山吹色(PC1003)を上から塗っていき始めたところでした。山吹色(PC1003)を塗った部分は、色がなじんでウィスキーっぽくなってきましたからこの調子で、塗っていきたいと思ってます。

それでは、前回同様に山吹色(PC1003)をヌリヌリしていきましょう。気を付けないといけないのは黒く塗ってある部分なんかは強く上から塗って、長く引っ張ってしまうと黒色が伸びてしまいます。他の色も一緒なんですが特に黒は目立つので、黒の周りは注意しながら塗ります。
ウィスキー013

 

それっぽくなってきましたが、まだまだ色が薄いようなので、色を重ねて塗っていきます。
ウィスキー014

今度は、上から注がれているウィスキーの部分が色が濃いようなんで、ティッシュでグリグリいきます。これで少し色が落ちて薄くなります。
ウィスキー015

続いてはグラスの底の厚みの部分の黒いところを群青色(PC901)で塗っていきます。すこーし青色が入ってますからね。
ウィスキー016

一緒に写り込みの黒い部分も塗っています。

それから、グラスにもう少し色を入れていきます。口の部分だったり、透明っぽく見えるところもうすーっく色が入ってますので黒で薄ーっく塗っていきます。濃すぎた場合はテッィシュでグリグリこすって、色の粉を拭き取ります。本当にうすーっく色がのってる部分はテッシュについた色の粉を伸ばして色を付けました。
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濃い部分がほかの部分と馴染んできたので、再度、黒の色鉛筆で暗くします。
ウィスキー018

微調整して完成です。
ウィスキー019

スキャンしました。
ウィスキー020

感想
さてさて4回にわたる今回のウィスキーも無事、完成することが出来ました。以前に塗ったグラスのお題と若干かぶり気味のお題ではありましたが、出来はどうでしょう?グラスは氷が入っていたり、背景があったりと今回よりも大変だったかもしれません。今回は以前より発色がいい絵を描きたい、以前よりリアルな液体、ガラスを書きたいと前回のリベンジと思って臨んだところがあったのですがどうだったでしょうか?管理人の中では要素的には今回の方がシンプルではありますが、かれこれ10以上の作品を経て臨んだので、以前よりは完成度が上がっているのではと思います。そう言った点では今回はまずまず満足が行く出来ではありました。暗い部分をしっかり濃く出来てメリハリがついたのでそれっぽくなったのかなと思います。逆にグラスのお題の際は、白色を上から重ね塗りしていたので、メリハリがない絵になっていたのかもしれません。そこに気付けたのは今回のお題の収穫でした。これを生かして次回のお題にチャレンジしていきたいと思います。

それでは、みなさん、また次回!

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