スプーン 金属・光沢の塗り方の考察 第一回

こんにちは。
早くも4っつ目のお題になりますね。
今回のお題は何でしょう?ってタイトルに書いてますね。
そうですスプーンです。
スプーン001
色鉛筆 スプーン
スプーン002(明暗の参考に)

スプーン003(下描きの参考に)

今回は金属のスプーン。色鉛筆でこのヌメっとテラっとした光沢感を表現していくことを目指します。
早速、下描きに取り掛かっていきます。前回使った鉛筆カーボン紙をつかってトレースしていきます。
スプーン004

下描きがかけたところで色の観察・・・金属というのは白黒がはっきりしてる感じですね。
白から黒になっていく間の色の距離が少ない。グラデーションの距離は短いということです。
まずは、白く光ってるハイライトの部分を白(PC938)で塗ります。(前回同様この工程は省いて、塗り残したケント紙の色を使っていったほうが時間短縮になるかも)
スプーン005

こんどは黒(PC935)で塗っていきます。濃い、普通、薄いと3段階くらいに分けながら意識して塗り分けてます。
スプーンのすくう部分に映り込みがあります。ここをいかに表現できるかで仕上がりが決まると思ったのでよく見て塗りました。
スプーン006

スプーンのすくう部分の映り込みに赤い部分がありますので赤色(PC924)を塗っていきます。
ここで管理人の言い訳・・・カラーコピーしたものを見ながら塗っていましたがデータを見るともっと赤色が濃いですね・・・
ちょっと何が写ってるのかまではわかりませんが、管理人の赤はうすいです・・・すみません。
スプーン007

黒が濃い部分を塗り足してます。
スプーン008

映り込みの部分の黒を塗り足し
スプーン009

さらに全体的に黒の調整。実は赤も塗り足してます。
管理人はこのあたりでハイライトの部分まで黒が入ってしまって、消しゴムで消そうとしても作業が細かくうまく消せずで四苦八苦して時間がかかってました。
消しゴムで消すとき、消したくない部分にいらないコピー用紙を当てて消えないようマスクしながら消すと比較的作業が楽でした。
本当は建築図面なんかを書くとき使う”字消し板”なんかがあると楽だと思います。
最後に白を上から塗って色をなじませて完成!
スプーン010

スキャンしました。
スプーン011

感想
途中で書きましたが、すくう部分の映り込みの赤の部分がもっと赤が濃いのでその辺を再現できてない。
ハイライトの部分も強弱がありコピーを見るとわかりずらいが、写真ではもっとも光ってる部分に目がいくがそこが再現できてない。
総じて作業場の都合はあるがコピーではなく、モニターで元のデータを見ながら描いた方が良い。
色数が少ないので、色の濃い薄いで出来がきまるので、特にもっと白い部分、もっと濃い部分を再現できたらよかったです。

金属のハイライトや映り込みなんかは絵の中にあると、目がいき見栄えがするとこなのでもっとうまくなりたいですね。
それではまた次回お会いしましょう。

このブログは24色の色鉛筆を使ってイラストを描いていく過程を記したものです。36色でも、多色でもアナログな道具で費用が安くて楽しめる趣味です。今回のお題に共通点がありそうな作品をいくつかあげておきますので、よかったら参考にして下さい。
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