色鉛筆でもののけ姫のイラストを描いてみた

こんにちは!色鉛筆イラスト講座!前回から新たなシーズンジブリが始まり、ナウシカを描きましたが今回のお題は、、、、、、サンさんです。パチパチパチパチパチパチパチパチ!

サン?って誰と思われたかもしれませんが、もののけ姫といえば あー と思っていただけると思います。風の谷のナウシカと共通して自然と人との関わり方をテーマのひとつとして描かれた作品です。管理人も映画館で見て感動した記憶がうっすら残っているかどうか微妙なくらい昔懐かしく思えます。

その消えかけそうな思い出を形にしていこうと下書きを書いていきます。例によって横長の画角で、森を背景に独特なナイフをもったサンを書いていてみました。折り目は正方形のトリミングでもおさまりが良いようにするための目安です。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

鉛筆カーボン紙を使ってケント紙にトレースしていきます。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ
前回同様に色鉛筆の色粉でダマができない美肌を目指してお肌から塗っていきます。考え方も前回同様、混色で混ぜる色を減らすため、暗い部分を中間色から色を徐々に重ねていくのではなく、初期から暗い色で塗っていく方法です。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

顔には赤いペイントがしてあります。もののけ姫はきっとどこかのスポーツチームのサポーターなのでしょうか?肌の色がハッキリ隠れるくらいしっかりペイントしてあります。塗り方は薄く肌の色を塗っておいて赤い色を重ねていきます。ペイントも顔の凹凸を意識しながら色を重ねます。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

今回は筆を積極的に使っていこうと思います。色鉛筆で塗ったあとティッシュや綿棒を使って色をなじませたり、色鉛筆薄め液で伸ばしたりいろいろ使ってきましたが今回は絵筆です。水彩絵具で使う平筆が面積も広くて使いやすいので、100均で買ったものを使ってみます。使い方はシンプル!色鉛筆である程度塗ったら絵筆でなぞっていくだけです。綿棒や指で色を伸ばすよりやさしいタッチで色を伸ばせます。くろーい色などで使った後は、明るい部分をなぞるとくろーい色粉が移って予期しない色になりますが、肌や髪の毛など広い範囲を塗っている時はまわりの色に馴染んでグラデーションも綺麗に調整しやすくなります。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

肌を塗るのと並行して目、口もぬっていきます。唇の陰の中にうっすらと歯が見えていますが、中央より左右のほうが少し奥まっているのを意識して陰の強弱をつけていきます。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

髪の毛も塗っていきます。ここでも絵筆を使って色を伸ばしていきます。ハイライトを入れるにしても真っ白な部分はあまり必要ないので、下地を塗る際に塗り残しがないようにしておきます。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

ある程度色がついたら、髪の毛一本いっぽんを強調するように強めの筆圧で線を描いていきます。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

大きなイヤリングは重そうで耳がちぎれないのか不安になりますが、素材は何を使っているのでしょうか?おそらくナイフと同じで石か何かを研いで作っているのでしょう。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

イヤリング、ナイフ、毛皮の陰は紺色の色鉛筆で塗って青味を少し入れておきます。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

人物にひととおり色がついたので背景を塗っていきます。背景を塗る際も白く塗り残しが残らないよう絵筆で色を伸ばしておきます。手間と奥、さらに奥と意識して手前ほど濃く塗るようにして遠近感をつけます。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

完成しました。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ
アプリで美肌効果とコントラストを調整してみました。

色鉛筆 もののけ姫 ジブリ

感想
もののけ姫なので森の中にいるという設定で描いてみました。一応、日陰の中なのであまり強いハイライトなどはつけずに塗っていますが立体感はでているでしょうか?口を少し開けてみることで微妙な表情が描けたのは良かったと思います。モデルの表情やポーズも自分で調整してかければ作品の表現力も上がるのでチャレンジしていきたい部分ですね。

それでは!

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