ユリの花 植物の塗り方の考察 第二回

こんにちは。今回は前回からのお題の”ユリの花”の続きです。花のイラストは華があっていいですね~。前回は茎、葉の緑の部分を塗りましたので、引き続き花の部分を塗っていきます。白い花びらの立体感を陰影でをつけて色鉛筆でどれだけ表現できるかチャレンジです。

それでは塗り進めていきます。前回のお題で学んだように白に近い色はまずは白(PC938)から塗っていきその上に塗り足していきます。
ユリの花013
色鉛筆 ユリの花
次に陰の部分を黒(PC935)で、薄い陰の部分も黒で塗ります。塗るときの方向は繊維?と言っていいのか筋が入ってる方向を意識して塗ってます。白を上から塗ってなじませてます。ただ思った以上に黒が強く載ってくるので、力加減が難しいです。
ユリの花014

同じ方法でつぼみの部分を塗ります。黄色が強く出てるので黄緑(PC912)、緑(PC911)の色鉛筆を使ってますが、基本的には白を先に塗って、黒で陰影をつけていってる手順です。
ユリの花015

次は真ん中の主役の花です。同じように白を先に塗って、雌しべの花粉は黄色で縁取ってます。
ユリの花016

ユリの花017

ユリの花018

花粉は周りが黄色で囲まれていて中が茶色(PC946)っぽく見えます。
ユリの花019

ユリの花020

雄しべは白の上に黄緑(PC912)を塗り重ね、黄緑の強弱で表現していきます。
ユリの花021

花びらはこれまでと同じ白の上に黒で陰影をつけます。
ユリの花022

最後の花びらも塗っていきます。
ユリの花023

白と黒で色の濃淡を調整します。
ユリの花024

花びらのふち、茎や葉の輪郭に若干茶色(PC946)が入ってるので少し色を足して完成です。
ユリの花025

スキャンしました。
ユリの花026

感想
課題にしていた2点がどちらもあまりうまく表現できませんでした。
白い花の陰影をつけての立体感。茎の部分なんかの光が透過してる感じ。これを色鉛筆で表現したかったのですがまだまだといった感じですね。
共通して気付いたこととして、どちらも色鉛筆の芯を細く削ってもっと線を細く塗り重ねていけば良かったかもしれません。そうすればもっと花びら、葉、茎の繊維が表現できたかもしれないと感じました。そうすれば色鉛筆の線が残って目立つこともなく繊細な透過した感じが表現できたかも知れないです。
次回同じようなものを塗るときはそのあたりに取り組んでいきます。

それでは。

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