色鉛筆で風の谷のナウシカのイラストを描いてみた

こんにちは!色鉛筆イラスト講座!今回からまた新たなシーズンの始まりです。お題は、、、、、、ナウシカさんです。パチパチパチパチパチパチパチパチ!

前回までは鬼滅の刃のキャラクターを6回続けて描いていきましたが、今回からはスタジオ ジブリのシリーズでいってみようと思います。ジブリの作品は女の子の主人公が多いのですがその中でも管理人が子供の頃から親しまれている名作、風の谷のナウシカです。ナウシカのポスターを意識して横顔を描いてみようと思いますが、ポスターは縦長の構図ですが、横長もしくは正方形の構図になるようにしていきます。ということで下書きを書いていきます。

真横からの顔はなかなか難しいですね。横から見ても立体感、奥行きが感じられるように描けたらと思いますがどのあたりを意識したらそうなるのでしょうか?奥の右目のまつ毛、上唇の下唇との隙間の奥へのまわり込みを意識してみました。線だけではイメージしづらいので大雑把に印影もつけてみました。

下書きをケント紙にトレースしていきます。

それでは色鉛筆で色をつけていきますが、まずは顔の肌の部分から塗っていきます。今回意識した部分は肌をどれだけ綺麗に塗れるかです。いつも色鉛筆を重ね塗りしていくと、制作の中盤には色鉛筆の粉がダマになってきます。特に色が濃い部分で重ねた色数が多い部分です。これは小さなものなので写真では見えにくいかもしれませんし、人によっては色鉛筆のアジという見方をするのかもしれません。ダマができないように混色を3,4色くらいにして数を減らそうと考えました。管理人は肌の中間色から塗り始め暗い色と明るい色に色の幅を広げていくので中間色と暗い色が重なる事になります。これをある程度、序盤から暗い部分を暗い色で塗り始めることで無駄な重ね塗りを減らそうと考えました。

結果、きもーちダマが減ったかも?ただ今回は陰に紺色、明るい部分に黄色の色鉛筆で色味をつけたので重ねた色数は大きく減ってないかもです。このあたりがデジタルと違ってもどかしいですが、黄色や青味を入れることで肌の単調さがなくなり作品としては良くなりました。

目や口、鼻の陰も肌と平行して塗っています。それぞれ輪郭は同じでも、色の濃さ、特に濃い色の濃さで顔の印象が全く違ってくるので管理人は肌と平行して塗っていきながら濃さを調整していきます。

髪の毛も塗っていきます。赤茶色の髪の毛にしていきます。風になびいている感じにするために髪の束を意識して横流しにかいていきます。

後で感じましたが、風に流されている感じを出すなら髪の束以外の一本の流れ方が違う髪の毛をもっと入れてもよかったかもしれません。

参考にしたポスターの服は陰でつぶれて詳細がわかりませんから、他のイラストやコスプレイヤーさんの写真を参考にします。一枚の資料ではわからない事が多々ありますが、誤魔化して描くより、いろいろな資料をもとに自分なりに解釈して描くと説得力も増します。おそらく背中には腐海で使うマスクをまわしているのでしょう。

人物がひととおり色がついたので背景を塗っていきます。風の谷のナウシカといえばオームですからオームの赤く光る目とゴツゴツの殻を塗っていきます。

空は夕焼けですが地平線はあまりハッキリかいて目がいくと嫌なので白くぼかし気味に塗っていきます。


完成しました。
スマホのアプリでトリミングとコントラスト調整、美肌効果で調整してみました。


感想
色鉛筆の色粉のダマができないように、混色する色数を減らすことを課題に描いてみましたが混色する色数をあまり減らすことができず大きな成果は出ませんでした。スマホのアプリで美肌効果を使うとダマも消えて綺麗な美肌になりますが管理人としてはそれを色鉛筆のみで仕上げていきたいので今後もこの課題は続きます。

それでは次回作で!

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