テクニック まとめ 第二回
こんにちは。前回の引き続きで今まで作品を描いてきて、学んだことをまとめておこうかと思います。10番目の作品を仕上げて、今まで少ないながらも覚えたことを整理するためにも。という事でいくつか項目を上げてまとめていました。
・色の再現、混色
・影、陰の色 照り返しの影響
・ハイライトの塗り方
・写り込み・光沢の塗り方
上の二つは前回まとめましたから、今回は3っつ目の項目からですね。
・ハイライトの塗り方
こちらは絵の見せ所の一つですから重要です。今回は管理人がハイライトだけでなく白っぽい明るい部分をいかに塗ってるかをいくつかに分けてまとめておきます。
1.紙の色のまま塗り残す。
2.修正液、クレヨンなんかで最後に塗る。
3.消しゴムで消す。
4.白の色鉛筆で塗る。
1.紙の色のまま塗り残す。
これはそのままの通り、その部分には手を付けず紙の色をそのまま使います。ただし色鉛筆で作業していると、気を使っていても紙は汚れたりするので注意が必要。また100パーセント真っ白のハイライトであっても周りの部分との色の馴染ませ、グラデーションの部分が少しはあるはずなんでその馴染ませをうまくやる必要があります。
2.修正液、クレヨンなんかで最後に塗る。
この方法は、管理人は使ってませんが、ネットなんかで検索してたら有効な方法の一つのようです。色鉛筆で塗った後に色鉛筆の上からでも着色できる、かつ手軽なツールとして修正液やクレヨンなんかで塗ります。いやー管理人がなぜ使わないかって?とりあえず24色の色鉛筆と消しゴムだけでって勝手にこだわってるだけです・・・たいしたこだわりじゃないんで作品の完成度が上がればそれもありなんですが・・・今のところ使ってません。そのうち試してみるかも・・・
3.消しゴムで消す。
色鉛筆で塗った後、バランスを見ながら、消しゴムで消す。これは意図してというより、塗ってたら思ったより色が付きすぎた、はみ出しちゃった、って時に消します。ただハイライトは得てして面積的には大きくはないので、消す際に周りの部分を消さないよう注意が必要です。また色鉛筆用の消しゴムを使ってるので、普通の消しゴムよりは消えるのですが元通りの真っ白とはいきません。いくらか色が残ります。それでも字消し版があれば、ほかの部分を消しにくいし、力を入れて消しやすいです。字消し版はおすすめです。さっき24色の色鉛筆と消しゴムだけでって言ったのに字消し版は使ってます。
4.白の色鉛筆で塗る。
こちらは色鉛筆で絵を描いてるので、何を言ってるんだといわれそうですが、説明しますとほかの色を塗る前に白でハイライトや明るい部分を塗っておくという事です。そうすることによって1.紙の色のまま塗り残す。の方法とは異なりますが、色の調整がしやすくなる感じです。真っ白で残したい部分はそのままでいいですし、その周りをグラデーションで馴染ますときも白を弱めに塗っておけばいきなり強めに色がついたりしないので少しずつ色を付けて調節しやすいのです。感覚的には薄くマスキングしてる感じでしょうか。なので管理人は最近は細かいハイライトなんかは先に白で塗っておいてから周りを塗っていきます。ハイライトが強すぎて若干馴染ませたいときなんかはテッィシュで軽くこすると周りの色が白の上にうっすらのって自然な感じで馴染んだりします。ただテッィシュを使うときの注意点はあくまで紙に付着した色鉛筆の色の粉がティッシュについて紙の他の場所だったりに移動したり拭き取られているので、こすった場所は理屈上、色が薄くなってるという事です。逆に色が付きすぎちゃったとき消しゴムを使おうか?そこまではというときはテッィシュで馴染ましたりもします。
さて、今回で4っつ目までいこうと思ったのですが結構なボリュームになってしまい時間がかかってしまいました。最後の項目は次回にという事で。
それでは。