フルーツパフェ ガラスの塗り方の考察 第五回
こんにちは。早くも第五回を数えることになりましたお題は、フルーツパフェです。引き続きマイペースで進めていきましょう。前回の時点でライチ、サクランボ、お菓子、葉っぱ、ブルーベリーとパフェにのっかている要素がそろってきました。あとはアイスとフレークを残すのみです。今回はアイスを塗っていこうと思います。アイスはバニラアイスですが、ガラスの容器の上の部分と、中に入ってる部分があります。ガラスの中に入ってる部分はソースと混ざっていて形状が複雑ですがこれをきれいに塗れば、自然とガラスの容器も出来上がります。今回はその部分を塗っていこうと思います。それではガラスのツルツル感が色鉛筆で表現できるかチャレンジです。
まずは、最も濃い、黒に近い色の部分を濃い青(PC933)の色鉛筆で塗っていきますね。
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こういった形が複雑なものは、濃い部分を先に塗るとその部分が周りを塗るときの目印になってくれるので、濃い部分から塗ったほうが楽というのが管理人の少ない経験からの知恵です。ちなみに今回は、鉛筆カーボン紙を使って再度下描きを濃い部分だけ描き、はっきりくっきりしたラインを描いてから塗りました。下描きのラインが濃くてもこのくらい濃い部分ならラインが残ることはないですからね。
今度は赤紫(PC1030)でソースの色が比較的、濃い部分を塗っていきます。
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ここもさっきと同じで鉛筆カーボン紙を使って下描きを取り直してから塗ってます。
同じ赤紫(PC1030)の色鉛筆でソースの薄い部分を塗っていきます。
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ソースの濃い部分から薄い方に色鉛筆を動かし、アイスと混ざってグラデーションが出来ているのを意識して塗っていきますね。
このあたり、ソースのかかったバニラアイスは甘くて冷たくて、少し溶け始めてきて滑らかで・・・管理人はつばを飲み込みながら塗っています。
アイスを塗ろうとして、アイスが白なので周りのソースを塗り、それを塗っていけばガラスの容器も浮き上がってくる・・・不思議ですね。
今度は、ガラスの容器の陰?写り込み?黒い部分を塗っていきます。黒(PC935)で塗っていきますが、写真を見ながらだけでなくやはりこの複雑な形状を少しでも頭で理解しながら塗っていった方がいいでしょう。そうすれば滑らかできれいなラインのガラス容器に少しでも近づくはずです。
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ひとまず薄めに塗ってます。
次は・・・悩みましたが、ソースの部分に朱色(PC922)を足してみましょう。もう少し赤味を感じたからです。
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再び赤紫(PC1030)でソースを濃くして、朱色(PC922)と馴染ませながら塗っていきます。
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さらに塗り重ねていきます。ティッシュも使って馴染ませます。
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ティッシュを使うと白く塗り残したい部分にも色がついてしまうことがあるので、その時は消しゴムで消しながら、また境目をティッシュで馴染ませながらと繰り返しやってます。特にフレークの上のあたりのガラスの容器は縦じまのゆるい凹凸があるので薄くグラデーションを表現しないといけませんでした。
おおむねソースの部分は出来てきたので、フレークを塗っていきましょう。まだアイスと接していないのでサクサク感がありますね。黄色(PC916)、茶色(PC946)、オレンジ(PC918)の色鉛筆で塗っていきます。
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さらに塗り重ねて濃くしてます。
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ふー、今回はここ数回のうちでまれに見る管理人の中での頑張った回でした。微調整は必要そうですが、一気にガラス容器の形状が出来ました。次回は上のアイスの部分と全体的な調整をして完成となるでしょうか?こうご期待?
それでは、また次回。