色鉛筆でかき氷のイラスト メイキング

こんにちは。さあ、今回も始まりました。色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!今回のお題は夏の風物詩!かき氷です!パチパチパチパチパチパチパチパチ!

毎年、夏になれば猛暑、酷暑と言われていますが今年はどうなることか?これも温暖化の影響なのか?管理人が子供だった頃から比べるとだいぶ暑くなってるのは確かです。高校野球のマウンドのピッチャーなんかはもうスポーツというより拷問のようなもんでしょうか?そんな暑い日々を少しでも涼しく感じようとかき氷を描くことにしました。

それではさっそく、参考にする写真をいつもの鉛筆カーボン紙でトレースしていきます。ちなみに管理人はケント紙にトレースして色鉛筆で着色していきます。ケント紙は表面がツルツルで画用紙のようなザラつきはありません。色鉛筆っぽいタッチや優しい感じを出すのなら画用紙がいいかもしれませんが、リアルに描くとき、塗り潰してしっかり色をつけていくときはケント紙があっています。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

イチゴがのっているかき氷です。シロップがたれている様子や氷の形状をトレースしていますが、複雑でわかりづらいです。

赤系の色鉛筆でかき氷の上にのっているイチゴを塗っていきます。赤系でも濃い色を使って色の変り目の輪郭を描いて塗っていきます。明るい色も塗りながらバランスを見ていきます。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

かき氷003

色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

他のイチゴも塗っていきます。イチゴは結構色が濃いので、ビビらずに濃い目に塗っていきます。イチゴとイチゴの間の陰の部分は黒の色鉛筆も使っています。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

濃いところと薄いところに差ができすぎなのと、色鉛筆の筆跡が目立っています。こんな時は、色鉛筆ぼかし液を使います。少しぼかし全体的になじませて、再度、濃い部分を色鉛筆で重ね塗りしてメリハリを調整しました。イチゴの艶が出て、色鉛筆の筆跡は目立たなくなったと思いませんか?

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

かき氷はいつごろから食べられていたのでしょう?調べてみると枕草子の時代まで遡るそうです。ということは今から約1000年前のことです。氷を小刀で削って、ツタやツルの樹液をかけて食べていたそうです。シロップなんてない時代ですから、樹液なんですね。冷蔵庫ももちろんない時代ですから、樹液も氷も希少価値が高いでしょうね。特権階級の食べものだったようです。戦後にはシロップなんかもつくられ大衆化されたようです。今では夏のお祭りの風物詩の一つですからね。

ミントの葉を塗っていきます。黄緑色の色鉛筆と黄土色あたりの色鉛筆で塗っていきます。葉脈は白いので塗り残すように塗っていき、黄土色かオレンジ色の色鉛筆で薄く塗っていきます。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

葉脈以外のところも小さな凹凸があることを意識して塗っていきます。

氷の部分を塗っていきましょう。氷は色がなく白いので、厳密にいうとシロップがかかった部分と氷の陰を塗っていくことになるのでしょうか?

赤系の色鉛筆で濃い部分、明るい部分を塗り分けていきます。一本の色鉛筆で濃い薄いの2パターンくらいに書き分け、色鉛筆を3本くらい使えば十分だと思います。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

それを色鉛筆ぼかし液を使ってなじませていきながら、塗り残している部分に薄く延ばします。そうすれば色鉛筆で直接塗るより薄い色が表現でき、色鉛筆の筆跡も残りません。バランスを見ながら濃い部分を重ね塗りして調整します。

かき氷を描いていると歯の奥がヒヤヒヤしてきます。管理人は去年は知覚過敏で冷たいものを控えていました。歯茎の痛みはなかなかのもので、日頃の歯磨きをいい加減にしていたことを後悔しながら歯医者に通いました。それから日々の歯磨きを丁寧にしたところ今のところ冷たいものが歯にしみることはなくなりました。ということで今年はかき氷、アイスクリームを気兼ねなく食べようと思っています。

ガラスの器を塗っていきますがこちらも器の陰や、器の中に見える氷を塗っていくことで器の形状が浮き出てくる感覚で塗っていきます。直接見える氷より少しうつわの中なので薄く見える感じで氷を塗っていきます。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

ガラスのフチや陰にはグレー、黒の色鉛筆を使っていきます。色鉛筆の筆跡が目立たないように薄く塗りながら色を重ねていきます。色鉛筆ぼかし液も使って色を薄く伸ばしてグラデーションを表現します。

ガラスのうつわの底の模様も塗っていきましょう。こういう模様があると涼しげでいいですよね。底で陰になっていますから茶系の色鉛筆で濁った色にして暗くしています。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

仕上げに影も塗っていきます。紺色、茶色、黄色、灰色この辺りの色鉛筆を重ねて塗って見ました。これで完成です。

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

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色鉛筆 かき氷 ガラス メイキング

感想

赤色の色鉛筆は発色が良く見えるので、色の強弱がつけやすくいいですね。しかし、氷の表現は難しいです。シャリシャリして冷んやりした食感が伝わるように描きたかったのですが、氷の山という風にひと塊りでとらえてしまうと上手くいかないようです。氷の粒を表現する感覚で塗っていけばもっとシャリシャリ感が表現出来たかもしれません。写真をみるとかき氷と認識しているからか、シャリシャリ感が伝わってきますが、イラストは情報量が写真に劣るからなのか?まだまだです。細かな部分、普段認識している視覚よりもっと細かいところまで意識出来ればかわってくるのか?色鉛筆のリアルイラストの道はまだまだ続きます。

それでは!

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