色鉛筆でクリームあんみつのイラスト メイキング
こんにちは。さあ、始まりました。色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!今回のお題は前回のメロンソーダのアイスクリームつながりでクリームあんみつです!パチパチパチパチパチパチパチパチ!
クリームあんみつは夏に食べるものなのか?決まりはないとは思いますが、かき氷、クリームソーダと涼しげなものが続いたのでガラスの器に入った涼しげなクリームあんみつを描いてみようと思います。
それではいつものように写真を鉛筆カーボン紙を使ってトレースしていきます。わかりにくいと思いますが真ん中のあんこの凹凸が複雑で表現が苦労しそうです。
クリームあんみつ001
それでは、色鉛筆であんこのまわりのフルーツから塗っていきましょう。パイナップルと白桃と黄桃がありますが、まずはパイナップルを黄色と白の色鉛筆で塗っていきましょう。白はパイナップルの果肉のスジを表現しますがほとんどわかりませんね。
クリームあんみつ002
白桃をピンクと白の色鉛筆で塗っていきます。陰には灰色の色鉛筆も使っていきます。白桃もパイナップルも切り口を扇状のラインに沿って塗っていきます。塗る方向を意識すれば果肉の粒や色のグラデーションもそれっぽくなっていきます。
クリームあんみつ003
黄桃は黄色、オレンジ、茶色あたりの色鉛筆を使いますが、右の切り口の面は陰なので濃い目に塗っていきましょう。
クリームあんみつ004
写真を見ながら塗っていますが全体的にフルーツの色が薄いのでもう少し色を重ねていきます。これでも薄く感じますが、あとは他を塗っていきながら調整していくことにしましょう。
クリームあんみつ005
アイスクリームも塗っていきましょう。参考写真では少し緑色のミントのアイスクリームのようでしたが、管理人の好みとしては王道のバニラなので、バニラとして塗っていきます。灰色、茶色、黄色あたりの色鉛筆を使って塗っていきます。
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クリームあんみつ007
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クリームあんみつ009
少し茶色を使いすぎたか、チョコレート味に見えなくもありません。まあ、周りに色がつけば馴染むと思いますので、このままで良しとします。
さくらんぼは黄色、オレンジ、赤系、茶色あたりの色鉛筆で塗っていきます。ヘタには黄緑も使います。ハイライトを少し広めに塗り残しながら、塗り重ねて調整していきます。
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白玉は黄色と灰色の色鉛筆を使います。プニプニした食感を想像して塗っていきましょう。灰色や黒色ばかりで濃くしていくと汚れたようになりかねないので黄色もうまく重ねてクリーム色に見えるようにしていきます。
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クリームあんみつ014
いよいよ真ん中のあんこを塗っていきましょう。赤、茶色、黒色系の色鉛筆で塗っていきます。あんこの照りが感じられるように陰の部分とハイライトを写真をよく見ながら塗っていきます。あんこは小豆の粒が少し感じる程度表現しています。
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凹凸が複雑で少し時間がかかりましたが、あんこに見えるようになってきました。
ミントは緑系、黄色の色鉛筆で塗っていきます。葉脈が出っ張っているからか、明るくなってます。細いハイライトですが、少し広めに塗り残しておいて後で徐々に狭めながら調整していきます。はじめから細い幅を薄く塗るのは難しいので徐々に塗っていくと楽になります。
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ガラスの器は灰色と黒の色鉛筆で塗っていきます。ハイライトは塗り残すのですが、完全に真っ白な部分はあまりありません。うすーく色がついた部分は灰色をうすーく塗って色鉛筆ぼかし液で色を伸ばして馴染ませます。そうすれば色鉛筆の筆跡も目立ちにくくなり、薄く色をつけることが出来ます。陰の濃い部分は黒色でメリハリをつけて映り込みや透けて見えている部分に色をつけておけばガラスっぽくなってきます。
クリームあんみつ023
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フルーツに落ちる影を少し濃くしてメリハリをつけておきます。少し立体感を強調しておきます。
シロップの入れ物は白い陶器です。灰色、黒色、黄色をうすーく使って塗っていきます。どこが光があたっていて、どこが陰になっているかを見ながら塗ればかたちになっていきます。
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あまいシロップこいつをかけるから太るのでしょうけど、わかっていてもやめられない。
スプーンとホークは木でできていて暖かみがあっていいですね。茶色、オレンジ、黄色を主に使って陰は灰色と黒色の色鉛筆で塗っていきます。木目を意識して縦に塗っていきます。上面、横面と光りのあたり具合を意識しますが、角は少し丸みが感じられるように意識します。
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ガラスの器をおくコースターは厚めの布です。デニムのような質感で少し波うって光りのあたり具合に差があります。端の縫い目と凹凸を意識して赤系とオレンジあたりの色鉛筆で塗っていきます。
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ガラスの器の下に透けて見えるコースターとコースターの影も塗っていって全体的に影の濃い部分を強調して完成です。
トリミングしてみました。
クリームあんみつ040
感想
色々なフルーツがあったりあんこやガラス、木と質感が盛りだくさんでした。色鉛筆でザッと塗ってぼかし液で馴染ませる。また色鉛筆で塗ってメリハリをつけて調整する。この手順で塗っていくのが定着してきました。うすーく色をつけたり、色鉛筆で塗ったラインが目立ちにくかったりするので定番の書き順になっています。目下の課題は色の濃い部分の表現です。今回で言うとコースターはもっと濃く色を出したいのですが、なかなか思う色を出せません。ビビりの管理人は薄い色から塗り始める傾向があるので思い切って黒に近い色から塗り始めるべきなのか?色の濃さが当面の課題です。
それでは。
色々なフルーツがあったりあんこやガラス、木と質感が盛りだくさんでした。色鉛筆でザッと塗ってぼかし液で馴染ませる。また色鉛筆で塗ってメリハリをつけて調整する。この手順で塗っていくのが定着してきました。うすーく色をつけたり、色鉛筆で塗ったラインが目立ちにくかったりするので定番の書き順になっています。目下の課題は色の濃い部分の表現です。今回で言うとコースターはもっと濃く色を出したいのですが、なかなか思う色を出せません。ビビりの管理人は薄い色から塗り始める傾向があるので思い切って黒に近い色から塗り始めるべきなのか?色の濃さが当面の課題です。
それでは。