色鉛筆でジョジョ風イラスト メイキング3
こんにちは。今回で3回目になるジョジョ風イラストですが、今のところジョジョっぽさはあまり感じられません。それと、人物スケッチが出来るようになりたいということで選んだお題ですが、スケッチ的な部分は前回の下描きで終わりです。もっと下から見上げた感じにしたかったのですが、今回はこのあたりで見切りをつけて色鉛筆で色を塗っていくことにします。
まず色のバランスを確かめてみようと思いシャツをピンクの色鉛筆、ホットパンツを青で、ハイソックスをピンクに薄く塗ってみました。
ジョジョ風イラスト メイキング11
ハイ、薄過ぎてわかりません。写真ではもっと薄く見えるので、全然わかんないと思います。参考にしている写真はシャツは薄いピンクでホットパンツは紺色、ハイソックスはオレンジ系の色なんですが、まあ、そんなにおかしなコーディネートにはならないだろうとふんでこの色で進めていきます。もっとジョジョ風というか、漫画の色の付け方に近づけるなら、ベタ塗りのように塗ったほうがいいのでしょうが、色の塗り方は極力立体感を出していきたいと思います。
まずはホットパンツから塗っていくことにしました。まずは、水色の色鉛筆で白く残す部分のふちを取ります。
ジョジョ風イラスト メイキング12
インディゴブルー系の色鉛筆で塗っていきます。スリットのまわりに黄色の色鉛筆で縫糸を描いています。
ジョジョ風イラスト メイキング13
色鉛筆を立てて濃く塗ってます。影の部分は茶色の色鉛筆を重ねて塗って若干濃くしています。
ジョジョ風イラスト メイキング14
これでホットパンツはひと通り塗れました。
続けてシャツをピンクの色鉛筆で塗っていきます。まずはピンクだけでシャツのしわを表現します。こういう薄い色を塗るときには、下描きのラインを消して薄くしておきます。下描きの線が濃いと色鉛筆の色と混ざって色が濁るので注意ですね。
ジョジョ風イラスト メイキング15
濃い部分は少し赤の色鉛筆を重ねて濃くします。
ジョジョ風イラスト メイキング16
服を塗るとき、素材の質感の違いを出すコツはしわの細かさの違いとハイライトの立ち方の違いでしょうか。厚手の生地はしわが大きく、薄手の生地のシャツなんかは細かなしわが多いですね。また、ビニールカッパなんかは光の反射がわかりやすく、毛糸のセーターなんかはハイライトが目立たないという感じです。服に限らず一枚の絵の中で素材の違いを出そうとする時に、重要になってきます。写真の模写ならよく観察して描けば自然と質感の差は表現出来ますが、知らずして描くのと意識して描くのでは大きな違いですからね。
帽子のつばを紺色の色鉛筆で塗っていきます。シャツの色も全体的に色を重ね濃くしてます。
ジョジョ風イラスト メイキング17
室内なのに帽子、、、まあいいか。
概ねシャツも塗れました。
それでは、今回はこのあたりまでにしておきます。次回はどの部分を塗ろうか?決まってませんが、、、
それでは!