色鉛筆でポケモン リザードンのイラスト メイキング
こんにちは。さあいってみましょう!色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!今回は今までの写真の模写と趣きをかえて想像物を描いていこうと思います。どうしてこのお題を選んだかはさておき、それではお題の発表です。今回のお題は、、、、、、ポケモンのリザードンです。パチパチパチパチパチパチパチパチ!
写真の模写ではないので描くものを決めたらポーズを考え下書きを描いていきます。私はポケモン世代ではないので詳しく知りませんがネットで調べながらカッコいいポーズにします。
ポーズが決まれば牙やシッポの炎なども加筆していきますがアニメのリザードンと同じように描いてもただのぬり絵といっしょになってしまいます。ここが冒頭で想像物と書いた所以なのですが、リザードンをもう少し現実的に描いてみようと思ったのです。
発端は子供と一緒にぬり絵をしていてなのですが、最近もっぱらポケモンにハマっているようでカードゲームもポケモン、ぬり絵もポケモン、朝食もポケモンパンです。そんなポケモンずくめでぬり絵の下書き通りに塗るに物足りなくなりもう少し手を加えてみようと思ったわけです。
リザードンというキャラクターはどうやらヒトカゲというかわいいキャラクターが進化したもののようです。ヒトカゲ、、、想像ですが 火 の とかげ でしょうか リザードンもリザードは英語でとかげですからね。火をふくとかげでティラノサウルスに羽が生えた感じでしょうか?そういう想像から肌をアニメのようなツルッとした感じではなく恐竜や爬虫類のような感じにしてみようと考えました。ちなみに恐竜が鳥のような羽毛におおわれていたなんて説もあるようですが、そういった過去の生物を想像するのも楽しいですね。
下書きが出来たので鉛筆カーボン紙でケント紙にトレースしていきます。
今回はウロコ状の皮膚が画面の大半を占めています。これらをいかに塗っていくかがポイントになるので、まず数カ所を部分的に塗っていき様子を見ていこうと思います。光は画面左から当たっていて若干逆光気味くらいを意識していきます。
鼻、口のあたり、光が当たってそうな右肩あたり、陰になってそうな左足のつけねのあたりを
塗っていき全体を想像します。ウロコひとつひとつが立体的にみえるようオレンジ、赤、茶色系の色鉛筆をメインに使って塗っています。
ウロコの範囲を広げていくように塗っていきます。ウロコひとつの立体感を意識しつつも、全体的に光がどちらから当たっているのか大きなグラデーションをみながら調整していきます。
どういう仕組みか謎ですがリザードンのシッポの先端は炎で燃えています。ここも黄色、オレンジ、赤系色鉛筆メインで塗っていきます。
のどとお腹もウロコっぽくすると絵的にうるさくなりすぎますのと管理人が大変だという理由で亀のお腹?のような感じで塗っていきます。腹筋はしっかりわれています。
角は少し小さなウロコにして塗っていきます。体の部位や動く部分によってウロコの形状や大きさをかえるとリアリティが増すかもしれませんね。
背中の羽もシワをうっすら表現する程度で、シンプルに塗っていきます。アニメの色はもっとグリーンが強めでしたが、肌の色の補色を意識して水色、青の色鉛筆メインで塗っていきます。補色で作品がしまってみえるかな?
口の中のベロや歯も塗って、最後に眼を塗りますが、そもそもポケモンですから少しかわいさがあるようにクリッとした目、黒目を大きくハイライトを入れて完成です。
スマホでトリミングして色調整してみました。
感想
ポケモンのキャラクターはご存知の方も多いのでいろいろな思い入れがある方もいらっしゃると思いますが、管理人のリザードンはどうでしたでしょうか?なにぶんストーリーなどは知らないので間違った解釈があったらすみません。でもこうやって想像をふくらませて絵を描くのは楽しいですね。ゼロからキャラクターを作るのは大変でも、知ってるキャラクターをある方向、今回ならリアルにという事で想像してみるのは子供と一緒に考えたり出来て楽しいかもしれません。読書の方も塗るだけのぬり絵が飽きた時にはひとつの楽しみ方になるかもしれませんのでやってみてください。
それでは!