色鉛筆でメロンソーダのイラスト メイキング
こんにちは。さあ、今回も始まりました。色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!今回のお題はメロンソーダです!パチパチパチパチパチパチパチパチ!
メロンソーダにアイスクリームがのっかっているものはクリームソーダなのか?メロン味でなくてもアイスクリームもしくはソフトクリームがのっかっていればクリームソーダなのか?管理人には定義はわかりませんがあまり使っていない緑系の色鉛筆を使うため、ではなく、暑い夏をシュワシュワの炭酸で涼しくするためにメロンソーダを描いていきます!
まずは、いつものように写真のトレースからです。自作の鉛筆カーボン紙でトレースしていきます。薄くトレースしてますのでわかりづらいですが、ソーダの泡がなかなか手間がかかります。
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それでは、色鉛筆で塗っていきましょう!スプーンからグレーと黒の色鉛筆で塗っていきましょう。ハイライトの白い部分は塗り残しておきます。塗り残しながらハイライトを表現する時は少し広めに塗り残しておきます。あとで小さく調整するのは簡単ですが、塗り潰したところを小さく消しゴムで消すのは困難です。
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アイスクリームも塗っていきましょう。バニラアイスは白っぽいですが、少しクリーム色です。黄色の色鉛筆で薄く縁を描いて、肌色系の色鉛筆で色をつけていき、オレンジ、茶色の色鉛筆を薄く塗って陰を表現していきます。
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ジュースの中のアイスクリームを食べる、、、スプーンが使いにくくなかなか非効率的な行為ですが、それがいいのでしょう。あなたは溶けないうちに食べますか?それとも溶けたアイスクリームとメロンソーダを混ぜて飲みますか?どっちもいいですね〜。
さくらんぼも赤くてメロンソーダの色に対してポイントになっていますね。基本は赤系の色鉛筆ですが、明るい部分にオレンジ系、暗い部分に茶色と黒の色鉛筆を使っています。暗い部分は黒色でしっかり塗ってます。下半分がグラスのメロンソーダにつかっていますので、薄めに塗っておいて後からメロンソーダの色を重ねていきます。
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メロンソーダを塗っていきます。やはりポイントは泡の部分でしょうか。それとグラスのテカリとアイスクリームや氷、さくらんぼが薄く見えているこの表現も重要です。なんとも盛りだくさんですが塗っていきましょう。まずは、緑の濃い色鉛筆で泡を縁取りしていきます。
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以前、グラスの中の泡を描いたことが2度ほどあります。麦茶やウイスキーの泡を表現したのですが、どちらも黒の色鉛筆で泡を縁取りました。今回は、メロンソーダの同系色で泡を縁取りします。参考の写真は黒というほど濃くは見えなかったので濃い緑を使いましたが、どうしてでしょう?管理人の推理としては、メロンソーダの置かれているところの照明があまり強くなかったので泡の陰も弱かったのではないでしょうか?喫茶店のぼんやりした明かりと照明がはっきりあたっている場合では影の強さも違いますからね。それらしい推理が出来て納得したので塗っていきましょう。
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アイスクリームや氷の部分は周りより緑色を薄くしておきましょう。アイスクリームの部分は黄色を薄く混ぜていきます。ガラスの向こうの
メロンソーダの向こうに見えるアイスクリームや氷だという気持ちで、縁のあたりは徐々に緑色を濃くして立体感を意識して塗っていきます。
ある程度色がついたら色鉛筆ぼかし液でぼかしていきます。写真ではわかりにくいと思いますが色鉛筆の線状の跡がボケて馴染みます。
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泡も三段階くらいに塗りわけていきましょう、グラスの手前、中間、奥というふうにわけて、奥にいくほど泡の中と縁の色の差が少なく見えるように塗っていきます。理由は手前のメロンソーダの層が厚くなり緑色が濃くなっていくからですね。
メロンソーダの部分が塗れたらグラスの足を塗っていきましょう。グレーで縁取りしながら黒色の色鉛筆も使います。消しゴムも使ってハイライトも出しつつ、薄く緑色も入れてメロンソーダの写り込みも入れていきましょう。これで完成です。
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トリミングしてみました。
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感想
泡の数が多いので結構大変かなと思いましたが、覚悟していたからか、思ったよりスムーズにに塗れました。ブログをはじめた頃に描いた泡よりはそれらしく見えるでしょうかね。多少は進歩しているのでしょうか?もっと発色のいい緑色が出せたら、ハイライトとのギャップでグラスの光沢感ももっと出てくると思いますが、広い面積の発色が良いベタ塗りが今後の課題です。
それでは!