色鉛筆で香水瓶のイラスト メイキング3

こんにちは!始まりました。第三回を迎える香水瓶のお題です。次回はガラスの部分をひと通り塗ったあたりまででした。同じガラスの素材でも重なったり光や影の影響何か?様々なこと表情があって楽しかったですね。今回は、ガラスの瓶のふたの辺りから塗っていこうと思います。色鉛筆でガラスの質感をどこまで表現出来るかチャレンジです!

飴色なのか?亜麻色なのか?薄く色がついたガラス瓶ですね。先の部分は色がついていますがその下の指を当ててねじる部分は波状の形状になっていて光が当たっている関係で、ほぼ透明に見えます。同じ素材でもこういう感じで、表情が豊富だとリアルに見えていいですね。先っちょから黄色(PC916)の色鉛筆で塗っていきます。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

今度は濃い部分を濃いオレンジ(PC1033)の色鉛筆で塗っていきます。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

さらに薄い部分を肌色(PC939)で塗っていき、透明に見える部分は塗り残します。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

最後に黒(PC935)の色鉛筆で黒い部分を塗りました。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

最近、管理人的には濃い部分から塗って色分けを見やすくしておき素早く塗るという手順がブームだったのですが、今回は薄い色から塗っていってます。理由としては、金属とか硬いものを表現するときはコントラストが強い方がそれっぽくなると学んだので、黒の色鉛筆を使うのですが、黒の色鉛筆を先に塗った場合、周りの色を後で塗ると気を使っていても、ほかの色の部分に黒が混ざり、色が濁ったり、ボケたりするんですね。色がボケるとコントラストが弱くなって思った表現にならないからですね。管理人のやり方ではありますが、参考になればと思います。

ということで同じ色鉛筆を使って同じ手順で波状の部分の厚みのところを塗っていきます。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

同じ要領で波状のところも塗っていきます。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

ここは光が当たって透明に見える部分が多いので、色鉛筆をしっかりめに削って芯を尖らせて塗っていきます。

続いて細くなった部分と円盤状の部分も同じ要領です。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

円盤状の部分が透けて下の部分が薄いグレーに見えてますね。このあたりもなんとなく色だけ見て近い色を塗っていくのではなく、カタチを理解して塗った方がいいですね。やはり塗り方が違ってきますからね。

さらに下に塗り進めていきます。今度は細くなった部分ですが、色がだいぶついて見えます。香水が通る部分ですが、先程の部分より厚みがあるからでしょうかね。基本的に同じ色鉛筆を使って塗り重ねていきます。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

濃い部分は赤系、茶系の色鉛筆を使いますが、色を塗り重ねると濁っていきますので、目指す色より明るめの色鉛筆を使って塗り重ねていきます。

さあ瓶の本体まで後少しです。円盤状の部分を塗っていきます。この部分は厚みもあり、瓶本体のガラスも重なってだいぶ色が濃い部分があります。おそらくですが、円盤状の外周りは金の金具で中心部分はガラスなのではないでしょうか。円盤の右の影が濃い部分と薄い部分が素材が違うと感じられるポイントです。逆に左の光が当たっている場所は光のあたり具合で色の差が出ているだけなのかと勘違いしてしまいそうでもあります。
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色鉛筆 香水瓶 メイキング

とは言いながら、使うのは同じ色鉛筆で塗っていきます。黒い色鉛筆は基本的に後で使っていきます。色鉛筆を塗り重ねたり手でこすって想定外に色がボケるのを防ぐためにです。このあたりの色の濃さ、特に黒い色の部分なんかも頭の中だけで描いていたら想像出来ませんね。
と、切りがいい?ので今日はこのあたりまでにします。次回は瓶の周りの金の細い金具を塗っていければと思います。

それでは!

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