色鉛筆とクレヨンでImmaのイラストを描いてみた
こんにちは!色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!さあバーチャルキャラクターの女の子のコスプレイヤーを描くシリーズも3作目になります。今回のお題は、、、、、、immaさんです。パチパチパチパチパチパチパチパチ!
ややこしい設定のお題ですが、今回はコスプレイヤーというよりimmaさんはバーチャルヒューマンということで見た目はほぼ生身の人間です。動画で見るときは他の生身の人間が動いているのと比べてしまったり、すでにバーチャルとわかっているのでわかってしまいますが、静止画をバーチャルと知らずにみると本物の人間と区別するのは至難の業です。
そんなこんなでimmaさんのコスプレイヤーではなく、immaさん本人を描いていこうと思いますので前回のような言い訳は無理になりました。
言い訳をせず下書きを書いていきます。
ここ最近はケント紙ではなく画用紙に描くことが多かったのですが、管理人の個人的な意見としてはリアルよりな絵を描くのであればケント紙のほうが使いやすいかなと思います。もう少し詳しくいうと、画用紙の質感を必要としないのであればケント紙のほうが良いという事です。色鉛筆であれクレヨンであれ画用紙の質感を必要としないときは完全に画用紙の凸凹を見えないよう塗り潰す必要があります。画用紙は柔らかいので強く塗った部分はへこんでいきますがそれを全て潰していきます。これがけっこう大変な作業なんです。ケント紙もしっかり色をつけるには同じくらい塗るのですが、薄く塗っても紙の質感はありませんので色鉛筆の芯のラインが目立っていなければ大丈夫です。あえて画用紙の質感を出して手描きの良さを出した絵であれば画用紙はおすすめですが、質感を出す必要がなければケント紙をおすすめします。色粉ののりは画用紙の方が凹凸があるのでよくのりそうに思ったのですが、管理人自身はあまり差を感じませんでした。それと金額で判断するなら画用紙の方が安いです。
紙質の件でだいぶそれましたがどんどん塗っていきましょう。
お肌は肌色系と茶色系の色鉛筆をメインに使いながら白色の色鉛筆で色を伸ばして馴染ませていきます。
くちびるはぷっくり感がでるように縦の筋を曲線を意識しながら上唇と下唇の合わさる溝の周りを意識して塗ります。アングル的に少し下から見上げてみていて鼻の穴の下面も見えていますのでしっかり形を描いていきます。目玉は球体なので陰をつけながら、黒眼の中のさらに黒い部分やハイライトを表現します。
髪の毛は最初はある程度のまとまりで束で意識しながら大きなかたまりでとらえておいて徐々に一本一本を描きながら天使の輪のハイライトは塗り残していきます。
服はラインが入っていますのでシワにそってラインが立体的に見えるように灰色の色鉛筆であたりを描いておき、服のシワに光の濃淡をつけていきます。ラインも単なる線ではなく、溝があるという認識で描くと光の具合で濃かったり薄かったりと色に差が出て立体感が表現できます。
背景はクレヨンで塗っていきますがケント紙に上手くクレヨンの色粉がのるでしょうか?まずは白の色鉛筆で人物の縁取りをしてからビビりながら
白のクレヨンで点描画的に色粉をつけて綿棒で伸ばしてみます。特に問題はないので黄色も混ぜて綿棒で白の色鉛筆で縁取りした部分まで伸ばしていきます。
また、ケント紙のツルツル紙質にクレヨンで塗れるの?と感じるのもありましたが、意外と普通に塗れます。上下で多少のグラデーションをつけてみました。
完成です。
PeachyとYouCam perfect というアプリを使って色調整ともう少し下から見上げた感じがでるように顔のパーツのバランスを整えてみました。
感想
久々にケント紙に描いてみました。ケント紙にクレヨンという新たな組み合わせの挑戦でしたが問題なく塗れました。クレヨンで塗った後に綿棒で色粉を拭き取りながら伸ばすという感覚ですが、縁取りをしておけばはみ出したりすることもほぼありませんし、綿棒で伸ばすと色粉をある程度拭き取ることになるのでいきなり濃くなって困ったという事もありません。白の背景も悪くありませんが、背景があると作品の迫力が増します。クレヨンで背景のような広い面積が素早く塗れると作品にかける時間の節約になりクオリティー向上の助けにもなります。しばらくこのパターンで描いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
それでは!