キウイフルーツ 毛並みの塗り方の考察 第一回
こんにちは。今日も張り切ってLet’s色鉛筆!今日から新しいお題を塗っていきますよー。さっそくお題を発表いたします。今回のお題はキウイフルーツです。パチパチパチパチパチパチパチパチ
キウイフルーツ001
キウイフルーツ002(明暗の参考に)
キウイフルーツ003(下描きの参考に)
前回のお題の桃に引き続き、フルーツのお題であります。パンケーキから数えるとしばらく食べ物しか塗ってません。さあ、そのキウイフルーツですが、キウイという取りに似ていることから名前がキウイフルーツになったのは有名です。ちなみにスーパーで買うときは茶色の産毛がびっしり生えているものが新鮮だそうです。また、固いキウイフルーツをバナナやリンゴと一緒に袋に入れておくとエチレンガスの効果で早く熟すそうです。グーグル先生はなんでもご存知ですねー。
前回、桃を塗った際に産毛の表現に悩みましたが、今回のキウイにも産毛がいっぱいあります。桃の産毛より、キウイフルーツの産毛の方が太そうですが、前回の溝を作って塗り残す方法を使って表現できればと思います。・・・という事でさっそく下描きです。ひとまずいつも通り、鉛筆カーボン紙で形をトレースしていきましょう。種をトレースするのが一苦労ですが、のんびりやっていきます。一通り形がトレース出来たら、今度は産毛の溝を描いていきます。鉛筆カーボン紙を抜いて、線が写らないような状態で産毛を一本一本なぞって、溝を作っていきます。前回の桃とは違って、今度は一本づつ形が見えるので、なるべくそのままなぞっていきます。なぞる力も桃の時より強く、三往復くらい同じところをなぞって溝を深くしてます。
キウイフルーツ004
産毛の溝のアップです。
キウイフルーツ005
だいぶ力を入れてなぞってます。陰影でわかるでしょうか?それとキウイフルーツの断面の方の皮付近の、水滴ではないけど小さなハイライトも点を描くようにして溝を作ってます。これは写真では小さすぎてわからないと思います。
さあ、下描きができたので、色鉛筆で塗っていきましょう。まずは種からです。黒(PC935)赤茶(PC1031)の色鉛筆を使ってます。種を観察すると外側が黒、その中が赤茶、その中が白という構造のようです。写真を見て果肉の中に半透明に見える種、種自体が包丁で切れて種の断面が見えてるものといろいろな見え方です。それらを黒(PC935)赤茶(PC1031)の強弱で塗り分けていきます。ところどころに赤茶色の点々がありますからそれも塗っておきます。
キウイフルーツ006
さあ今回はこのあたりで。まだ種の色しかついてなくて、カエルの卵のような状態ですが、次回もどんどん塗っていきたいと思ってます。
それでは、また次回。