コップ 淡い色の塗り方の考察 第二回
こんにちは。
さて、前回から引き続きのお題”コップのフチ子”さんを塗り進めていきます。フチ子さんのかわいさをいかに色鉛筆で表現できるか・・・ではなくて、コップの存在感をいかに色鉛筆で表現できるかです。前回は下描きを色鉛筆でなぞっていったとこまででしたのでどんどん塗っていきましょう。
黄色(PC916)で濃さに差をつけながら塗っていきます。コップの左、持ち手のハイライトが強い部分は塗り残してます。
コップ008
さらにそこにオレンジ(PC1033)を塗り重ねてます。・・・先に言っておきます。このあたりというか、まず黄色を塗り始めたあたりが失敗だったかもしれません。でも、それは後の祭りなんでこのまま経緯を書きます。
コップ009
もっとも濃い部分を黒(PC935)で塗っていきます。
コップ010
もう少し黒を塗り重ねていきます。管理人は黒の塗る量を調整していけば、前回ピザのお皿を塗ったときのようなくすんだ色にはならないだろうと思っていたのですが・・・
コップ011
赤、ピンクが足りないと思い、オレンジ?ピンク?(PC939)を塗り足してティッシュでグリグリこすってなじませました。
コップ012
次はコップの内側ですね。白色ですが黒で陰影をつけていきます。下に行くと明るくなってるように見えます。コップの底からの照り返しでしょうか?そのあたりも意識して塗ります。
コップ013
コップ014
色鉛筆のラインが目立たないようにティッシュでグリグリこすってなじませました。写真のコップはもっとクリーム色といっていいのか柔らかい色なんですがこの時点では修正がききませんでした。
コップ015
それでも作品は仕上げます。最後に影を塗っていきます。塗る際にはみ出した色は消しゴムで消していますが、影のあたりにはみ出したものは消さずに残しています。どうせ、影を塗るときに今まで使った色を使いますからね。ここではそのはみ出しに塗り足していっています。
コップ016
影をなじませて完成です。
コップ017
スキャンしました。
コップ018
感想
うーん残念です。課題だった淡い色の再現にチャレンジしたのですが、お題の写真の色とはだいぶ違って黄色のコップになってしまいました。もっと黄色が薄かった方がよかったのか・・・?と考えてみましたが・・・最初のお題のバナナを塗ったときのテストを思い出しました。白を先に塗ってそのあと黄色を塗り重ねて調整していけばもう少し写真に近い色が出せたのでは?もう一点はまだまだ、色鉛筆のラインが目立ちますね。広い面積を塗るとどこかにそういったとこが出てきてしまいます。色の再現と共に基本的なことかもしれませんね。経験を重ねて克服していきたいとこです。
では、また次回お会いしましょう。