チェリー ツヤツヤの塗り方の考察 第一回
こんにちは。色鉛筆初心者の初心者による初心者のためのイラスト講座!
さて、前回まで、パースの件について遠ざかっていましたので、しばらく色鉛筆で塗ることから遠ざかっていました。管理としてはブログの記事のアップする時期と現実の時間のタイムラグによって数ヶ月ぶりくらいの隔たりがありましたが、久々にブログ本来の目的のヌリヌリをしていきます。
さあ、今回のお題はこちら!チェリーです。ブラックチェリーです。なんか見てるとツバが出てきちゃいますね。管理人的には、さくらんぼを見ると、花京院さんが舌の上でチェリーを転がしてレロレロとやっていたシーンを思い出してしまいますね。いや、もちろんジョジョの奇妙な冒険の話しです。
チェリー001
チェリー002(明暗の参考に)
チェリー003(下描きの参考に)
早速、下描きからかかっていきます。久々に鉛筆カーボン紙を使っていきます。
チェリー004
葉っぱには葉脈があるので、形状が複雑です。この時点である程度の陰影をつけておきます。チェリーの実の部分は色分けのラインだけ描いておきます。
チェリー005
ひと通り下描きが出来たので、今度はハイライトの部分に記しをつけておきます。この手法は管理人の中ではなかなかのヒットでして、これのおかげで絵柄の画質も描くスピードも上がったと思います。皆さんも是非試してください。まず鉛筆カーボン紙を取ってなぞっているコピー紙だけにして、ハイライトの部分をなぞっていきます。明るい部分は少し強めにしてケント紙に残る溝を深くしておきます。こうしておけば、色鉛筆で塗る際にハイライトが勝手に塗り残されます。これで面積が狭くても明るいハイライトが、塗る気がなくても塗り潰しちゃった!とならずしっかり表現出来ます。ただし、逆に溝になった部分を塗り潰すのは至難の業ですから注意してください。
さあ、下描きが出来ましたので、続いて色鉛筆で塗っていきましょう。まずはさくらんぼの葉っぱと茎の部分からです。まずは色の濃い部分から塗っていきますね。濃い緑(PC908)の色鉛筆を使って塗っていきます。
チェリー006
濃い部分から塗ると、薄い色から塗って、濃い色を塗る手順で塗るより、色分けのラインがわかりやすいので、管理人は濃い色から塗るのが定番になって来ました。薄い色からだと下書きのラインが徐々に見えづらくなっていったところで、濃い色を塗るという手順でやりにくくなるというのを何度か経験して学びました。ただ最初の濃い色は緩めに塗っておきのちのち色を重ねて調節出来る程度にしてます。
それでは今回はこのあたりで。