ユリの花 植物の塗り方の考察 第一回
こんにちは。今日も行ってみましょうー。という事で今回のお題は”ユリの花”です。
あなたがくれたこの名前はいくつの願いこめられてるの そこから見えるわたしの素顔は誇れるものですか・・・
いい歌ですよね。福山雅治さんの”誕生日には真白な百合を”百合とかいてはなと読む歌の名前ですが管理人も大好きな曲ですが、自分の子供にはいっぱい願いを込めました。百合の花言葉は純粋・無垢・威厳だそうです。それを色鉛筆で表現できるかチャレンジしていきます。もうちょっと具体的にいうと白い花の透けた感じ、陰影をつけての立体感。茎の部分なんかの向こうが透けた感、光が透過してる感じこのあたりが表現できたらと思います。
ユリの花001
ユリの花002(明暗の参考に)
ユリの花003(下描きの参考に)
それでは毎度のごとく鉛筆カーボン紙で下描きを描いていきます。
ユリの花004
花は白いので先に塗ってあとから茎や葉を塗って、手がこすれたりしてしまうと汚れが目立つので先に茎や葉の緑の部分から塗っていきますね。まずは黄色(PC916)から塗っていきましょう。ハイライトは塗り残していきます。塗り方としてはクロスハッチングで塗る方向を変えて何度も塗るのではなく繊維の方向にそって塗っていくことにします。
ユリの花005
次は黄緑(PC912)
ユリの花006
さらに濃い部分は緑(PC911)
ユリの花007
同じ方法で別の茎も塗っていきます。
ユリの花008
他の茎も、葉っぱも。緑系統の色鉛筆だけで塗ってるのですがなんか濁った感じになって光が透過してるというか、植物独特の透き通った感じがあまり出てない。これは後から感じたのですが、前回のお題同様、白を塗ってから緑を塗っていった方が良かったのか?もしくはもっと色鉛筆の芯を細く削って、細い線で塗り重ねていった方が良かったのか?この時点で管理人には思いつかなかったので今後の課題ですね。
ユリの花009
色の濃い部分を強調するため深緑(PC908)を塗り重ねてます。
ユリの花010
残った葉も塗りましょう。
ユリの花011
全体を見比べて、色の濃い部分に塗り足していきました。
ユリの花012
今回はここまで。なんだか主役の花の部分がないので変な感じですが、次は花の雌しべと雄しべ、花びらを塗って完成を目指していきます。
花のイラストは華があっていいですね~
それでは
このブログは24色の色鉛筆を使ってイラストを描いていく過程を記したものです。36色でも、多色でもアナログな道具で費用が安くて楽しめる趣味です。今回のお題に共通点がありそうな作品をいくつかあげておきますので、よかったら参考にして下さい。
静物画 果物
色鉛筆でバナナのイラスト メイキング
色鉛筆でイチゴのイラスト メイキング
色鉛筆で桃のイラスト メイキング
色鉛筆でキウィフルーツのイラスト メイキング
色鉛筆でチェリーのイラスト メイキング
色鉛筆でオレンジのイラスト メイキング