森のカフェ&バー 想像の塗り方の考察 第三回
こんにちは。今日も色鉛筆で元気にぬりぬり~!前々回から新しいお題にかかっていきましたが、まったく絵柄を出していませんね。今日こそは絵柄を公開していきます。まずは下描きからですが下描きに際して考えたことをまとめておきます。
下描き
コンセプトが決まったのでそれらをもとにかたちを鉛筆で描いていきます。まずは、左右に大きな木を配置します。均等に配置しても面白みがなさそうなので、多少前後をつけます。配置した木の側にソファー、テーブル、カウンターと配置していきます。木には葉っぱはありませんが、代わりに床をステップ状に配置してみました。こうすれば、ただただ大きな木があるだけの空間ではなく、中二階や二階ができて、普通の吹き抜けがある空間とは違い、どちらかというと床が浮いたような空間が出来ました。こうすれば森の中の木陰にいるような感じに近いかもしれません。
木々の周りや、壁の側には葉っぱの代わりではないですが、植栽を植えていきましょう。これでお店の中の緑が豊富になり木が床からいきなりニョキッと生えた感じではなく馴染んだ感じになると思います。ツタも這わせておきましょう。壁はドーム状で大きな窓と天窓を設けようと思います。昼間はライトがなくても降り注ぐ日差しで充分に明るい空間になりますね。それぞれの部分については後で詳しく描いていくとして概ねかたちを描いていくにあたってはこんな感じです。
パース
下書き、かたちを描く上でパースの知識は重要です。特に今回は、実際に存在しない空間を描くので参考写真などはありませんのでなおさら重要です。ただここでパースの全てを説明することは難しいかと思うので、簡単な概要が説明できればと思います。
まず、立方体がひとつあるとして説明していくとすると、手前のこちらを向いている面を真正面からみていると仮定します。そうするとその面は正方形に見えますので、そのまま正方形に描きます。その面の4つの頂点から始まる4つの辺は奥に向かっていく辺になりますが、これらはある一点(消点)に向かっていきます。でその4つの辺の奥の頂点を結んだのが奥の面になるということですが、手前の面と比べて、一点に向かって閉じていった辺の4点を結んだので、奥の面の方が小さくなります。立方体なので、同じ大きさの面なのですが、奥が小さく見えるんですね。これがパース=遠近法なんですね。文章だと分かりづらいですがこれは一点透視図法です。応用したものに二点透視図法、三点透視図法とあります。管理人は学生時代に建築を学んだので建築パースを知っていました。これだけでは分かりづらいので、また後で部分的なことも説明できればと思います。
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まずは、コピー用紙に下描きの下描きです。
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石貼り、家具、メニューボード等細かく描き込んでいきます。
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照明、ワインボトルなども入れていきます。
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下描きの下描きを、鉛筆カーボン紙を引いてなぞって清書してラインを整えてます。
今回はこのあたりで。公言通りやっと今回で絵が少しだけ出てきました。この調子で次回も少しずつ進めていければと思います。
それではまた次回