色鉛筆でハロウィンのポストカード メイキング

こんにちは!今日も元気にのんきに色鉛筆で塗っていきましょう!

さあ、今回は絵はがき?ポストカード?を描いていこうと思います。夏頃に暑中見舞いのイラストを描いてみましたが、今回はハロウィンのポストカードを描いてみようと思います。

前置きは短めにして早速かかっていきます。下書きからですが、まず何を描くか決めなければ始まりません。ハロウィンと言えばカボチャのお化けがまず頭に浮かびますが、他にはお菓子、お化け、コウモリ、魔女、コスプレなどなど。っで結局、黒猫を描いてみたくなった管理人は、黒猫の頭にカボチャのお化けをかぶせてみました。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

黒猫のコスプレです!重そうなカボチャをかぶせられて、黒猫が可愛そう!なんて言われますかね?サザエさんのタマもエンディングでみかんの中でおどってるし、イラストの中だけなんでコスプレと思ってみて下さいねー。手法としてはカボチャのお化けと、黒猫の写真を切って貼って、いつものようにトレースしてます。ここまで出来れば塗り絵と同じです。

カボチャのお化けから塗っていきましょう。まず黄色の色鉛筆で全体をサラッと塗ります。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

オレンジ色の色鉛筆もザッと重ね塗りしていきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

濃いオレンジ色で色が濃い部分を塗っていきましょう。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

ここで豆知識コーナー
皆さんは、ハロウィンの起源はご存知でしょうか?もともとはケルト民族の収穫祭のようなものだったそうです。そのお祭りに悪霊が来て、作物や家畜に取り憑くので仮装したり、焚き火をして悪霊を追い払うようにしていたそうです。それから時代を経て、キリスト教のカトリック系の民族に侵略されてしまいますが、その習慣を取り入れ現代に引き継がれているそうです。
トリック・オア・トリートと言うハロウィンのお決まりのセリフも悪霊や魔女がやってくることにちなんで始まったのでしょうが、管理人の見解としては、バレンタインなどと同じでお菓子屋さんが、商売のために宣伝して今のような形になったと睨んでいます。非リア充の管理人としては、10年ほど前はハロウィン?なにそれ?やばい薬か何か?と言う感じからマスメディアの力よってハロウィンにはコスプレだ!パーティだとはしゃいでいるすぐにイベント事に乗っかる信仰心のかけらもない日本人の体質に疑問を感じてしまいます。以上、豆知識コーナーから、にわか知識をひけらかし、リア充の若者を妬んでみる、管理人の最近の若者は、、、のコーナーでした。

現時点では、色鉛筆のラインが認識できて、まだまだ塗り重ねしていかなければいけません。ここで実験をしてみようと思います。以前の暑中見舞いのイラストを描いた際に使用したメルツ、色鉛筆ぼかし液を使ってみようと思います。色的にはもっと塗り重ねなければなりませんが、この段階で色鉛筆ぼかし液で色を伸ばしていけば工程が楽になるかも?と言う事で失敗を恐れずチャレンジしてみます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

写真では伝わりにくいですが、ぼかし液を使う前より色は伸びました。しかし、ぼかし液の量が多かったのかケント紙が水分を含んだのでわずかに波打ってます。

十分に乾かして再開です。ぼかし液の効果があるかどうかはこれからです。まずは、黄色とオレンジ系の色鉛筆で縁取りしていきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

縁も一色ではなく周りの色の濃さによって色鉛筆を使い分けてます。ハイライトで白くなる部分は縁取りせずに、下書きのラインも消しゴムで薄くしておきます。こうしていけば中を塗っても馴染みやすくなります。

濃いオレンジ色の色鉛筆で陰の部分を塗っていきましょう。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

茶色で陰の特に凹んだ部分を塗ります。線を描く程度の幅です。目、鼻、口の暗い部分も塗っていきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

オレンジ色を塗っていきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

黄色っぽいオレンジ色で明るい部分を塗ります。カボチャの厚みも塗っていきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

ここで二度目の豆知識コーナー!
今塗ってるカボチャのお化けをジャック・オー・ランタンと呼ぶそうですがハロウィンにはかかせない存在ですね。なにが起源かと言いますと、もともとカボチャではなくカブにロウソクをたてて悪霊を払いに使われていたそうですが、アメリカ大陸が発見されアメリカに伝わりカボチャになったそうです。トリックオアトリートでお菓子をおねだりする習慣もアメリカからだそうです。ではなぜジャック・オー・ランタンと言う名前なのかというとこんなお話があるそうです。昔、ジャックという名前の悪い遊び人がいたそうですが、あるときジャックのところに悪魔がやってきて魂をとろうとしたそうです。しかし、悪賢いジャックは悪魔を騙して魂をとらないという約束をさせたそうです。それから年日が流れジャックが寿命で死んだとき、生前に悪いことばかりしていたのでもちろん天国にはいけません。でも、地獄にいこうとすると約束をした悪魔が現れ、ジャックの魂はとらないと約束したから地獄に連れて行けないといわれてしまいました。ジャックは悪魔から火の塊をもらってカブの中にいれて提灯にし、天国、地獄どちらにも行けないまま、さまよい続けるという事だそうです。この話から悪魔をだまして追い払ったジャックの象徴としてジャック・オー・ランタンがつくられ悪霊を追い払うものとして使われてきたそうです。でも、アメリカに伝わってカボチャになるのなら、日本では大根あたりでどうでしょうか?それともリンゴとかメロンなんかで可愛くいっときましょうかね?

いままでと同じ要領で色を重ね塗りしていきます。左から光が当たっているので、溝の左は濃く溝の右は明るくということと、カボチャを球体ととらえると右下にいくほど陰で濃い色になっていくという大きな原則を意識して塗っています。

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ここで再度、メルツ、色鉛筆ぼかし液を使っていきます。茶色で塗った部分、特に溝の部分が濃すぎるのでぼかしていきます。

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ぼかし液を使った周りを塗り重ねてなじませます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

カボチャのヘタを塗っていきます。参考にした写真はこげ茶色に枯れてきていましたが、もう少し緑にして新鮮さを出していきます。薄い緑と濃い緑、茶色の色鉛筆で塗っていきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

カボチャのお化け、ジャック・オー・ランタンはひとまず塗れました。今回は実験的にメルツ、色鉛筆ぼかし液を早い段階で使いました。全体的に色を伸ばして重ね塗りしているため真っ白な部分がないので、心なしか早く塗れている気がするのは気のせいでしょうか?

今度は猫の毛並みを塗っていきます。毛並みは毛を一本一本描いていくように色鉛筆を一方向に、毛の根元から毛先に塗っていきます。色鉛筆を置いたら毛先に向けてスッと描いてく感じで、あまり力が入りすぎないようにします。

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まずは毛並みの方向がわかる程度に黒鉛筆で塗ってみました。

ここで再び、メルツ 色鉛筆ぼかし液登場です。これもどう転ぶかわかりませんが、ある程度、毛並みを塗ったのでぼかし液を使ってなめらかな毛並みになるのか試して見ます。

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ぼかし液が乾いてから、毛並みを加筆していきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

藍色、灰色の色鉛筆も使って毛並みを加筆していきます。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

さらに、加筆して毛並みを整えていきます。濃く暗い部分も一本一本描いて濃くしていきます。

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この辺りで鈴を塗っておきます。黒と灰色の色鉛筆で塗ります。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

ハイライトは白く塗り残してカボチャの写り込みにオレンジの色鉛筆も少し使っています。

猫の目も塗っておきましょう。
猫の目は独特で、瞳孔が縦長なのが特徴ですね。どうして縦長の瞳孔なのかというと目に入ってくる光の量を調整するためだそうです。人間の目も明るいところから、暗いところやその逆だったりを移動すると瞳孔が開いたり閉じたりします。この事によって光を調整して暗いところでも時間がたって目が慣れてくると真っ暗だったのが見えてきたりします。猫はこれが人間より早かったり、調整できる明るさの幅が広かったりするそうです。猫は夜行性ですからね。

という事で、黒、黄色、茶色の色鉛筆を使って塗っていきます。茶色は瞳孔の明るい部分に使いますが、ハイライトは白く塗り残しています。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

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色鉛筆 ハロウィン 猫

さあ後は微調整です。濃い部分を濃くしてメリハリをつけていきます。紫系の色鉛筆も使って色味を増やしています。

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色鉛筆 ハロウィン 猫

さあ最後に再度、メルツ、色鉛筆ぼかし液を試してみます。仕上げの段階で使うとどうなるか?

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色鉛筆 ハロウィン 猫

あまり目立たなかった紫の色が溶けて広がり色が認識しやすくなりました。

最後にハロウィンのお決まり文句を入れようと思います。ハッピーハロウィンとトリックオアトリートです。少しカボチャの頭が重そうなので、右手にカボチャを支える感じで文字を入れてみます。色は紫でシンプルに。

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トリックオアトリートは猫なんでお菓子を魚にしてみました。ちなみに、管理人はどちらかと言えば犬派です。今さらすみません。

スマホで写真を撮って再度とコントラストを調整してみました。

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感想
完成しました。ジャック・オー・にゃんタン!どうでしょうか?猫の毛並み、カボチャのボコボコの皮の質感は伝わるでしょうか?今回はメルツ、色鉛筆ぼかし液を何度か試してみましたが、感想としては、薄い色の部分に使いやすいよう感じました。色鉛筆で直接塗ってもラインが残るし、かといってこれ以上薄い色の色鉛筆がないという時など周りの同系色をぼかして色を広げるような使い方が適しているのかもしれません。これからも使っていき自分の技法のひとつに出来ればと思います。

それでは、次回のお題でお会いしましょう。

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