色鉛筆で倉木麻衣さんの似顔絵
こんにちは。色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!今回は前回に続き人物を描いていこうと思います。いわゆる似顔絵です。それではお題の発表です。今回のお題は、、、、、、倉木麻衣さんです。パチパチパチパチパチパチパチパチ!
どうして倉木麻衣さんを選んだのか?前回は管理人が良く知っているからという理由でしたが今回の理由は後々、説明していきます。
まずは下書きを描いていきます。いつもは写真をトレースしていますが、前回は写真を見ながら下書きから模写しました。普段トレースしているので形を模写するのはかなり苦戦しました。それを踏まえて今回は新たな手法を取り入れていきます。
方法は簡単です。まず参考にする写真にグリッドを書いていきます。画面を縦横20当分にした正方形のグリッドです。同じ20当分のグリッドを模写する紙にも書いておきます。このグリッドを目印に形を写し取っていくやり方です。グリッドは細かく割り付けた方が正確な形が読み取れますが下書きの邪魔になってもいけません。線は消しゴムでも消えないもので書いた方が後々便利ですね。
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前回に比べてだいぶとスピードアップしています。目は鼻と比べてこのあたりかな?鼻を調整したので口も少し動かして、、、といった時間がかなり減りました。ただし、参考写真は顔を少し傾けていて、グリッドに対して直角ではないので、グリッドにつられて顔が斜めにならないようバランスを見ながら描いていきます。
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下書きができたらいつもの鉛筆カーボン紙でケント紙にトレースしていきます。ここからは色鉛筆でガシガシ塗っていきましょう!目を塗って鼻、口と塗っていき顔を描いていきます。
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前回、森口博子さんを描いた時に、お肌の陰の部分が色鉛筆の色粉のダマのようなものができ納得いく表現が出来ませんでした。参考写真が歌っていてブルーのライトで全体的に暗く、濃い色鉛筆を混色しすぎたからなのか?できたダマを馴染ませようと色鉛筆ぼかし液を使いすぎたからなのか?原因は特定できませんが今回の課題です。
これらを踏まえて、今回はいくつかの点を変えて塗っていこうと思います。
1点目、まず色を重ねて塗る理由は、参考写真の色を表現するのに持っている色鉛筆一本では表現出来ないので色を重ねていきます。これは当たり前のことなので間違っていないのですが、重ねる色粉の量が多すぎると紙に付着する限界をこえてダマができるのではないか?と思います。適度な重ねる量で目指す色が表現できてムラがなくせれば理想かと思います。そういう事で肌色系の色鉛筆を2種類買い足してみました。これで肌の微妙な表現がしやすくなるはず。
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2点目、色鉛筆ぼかし液を多用しすぎない。前回は色鉛筆で塗ってはぼかし液を塗ってという事3、4、5回?は繰り返していましたが、あまり使いすぎると紙が水分を吸いすぎて痛むのでは?という事でまずは、なるべくぼかし液を使わず表現しておいて、ハイライト周りの薄い色で直接塗ると色鉛筆のラインが出てしまうところくらいを仕上げ前にぼかし液で調整する程度にしてみます。
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このあたりのことを気にかけて塗っていきます。顔が塗れたら首、肩、手も塗っていきましょう。
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なぜ倉木麻衣さんなのか?管理人は倉木麻衣さんのファンではありません。テレビに出演するのも少ない印象の方なので写真程度で見る程度です。森口博子さんと違って頭の中でイメージが出来ているわけではなく写真からのイメージが大半をしめる方でも似せる事が出来ればという挑戦の意味も含めての人選です。
ちなみに管理人はコナン君をあまり知らないので曲も多くは知りません。でも、スタンド アップという曲は好きでよく聞いていた記憶はあります。
服も塗っていきます。あとで髪の毛がかかってきそうな部分は薄めに塗って後で調整できるようにしておきます。
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後は髪の毛です。最初に黒の色鉛筆で陰の濃い部分を塗って髪の毛の形が大雑把な固まりでわかるようにしておきます。そこから明るい色から濃い色に徐々に色を重ねていきます。最初は太めの丸い芯でもいいので髪の毛の流れは意識して塗っておき、徐々に細い線で髪の毛を表現していきます。
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最後に全体的に同じ色の髪の毛と認識するように赤すぎたり黄色すぎたりしないように調整して、白い色鉛筆や消しゴムでハイライトも調整します。
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完成です。
感想
前回に比べて色鉛筆の色粉のダマも少なく、完成までの時間も早くなりました。ダマが少なくなったのは、改善策がうまくいったからなのか?それとも全体的に明るい部分が多く陰の表現が少なかったからなのか?結論は出ませんが、濃い色を表現する際に使う色鉛筆をもっと迷わず決めれればと思います。その為には、この色鉛筆とこの色鉛筆を混ぜたらこんな色と想像がつく経験値が必要かと思いますので、次回も似顔絵かもしれませんね。それでは。