色鉛筆で昔話の絵本 弁財天のイラスト
こんにちは!色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!昔話の登場人物を描くという事でかぐや姫、織姫と女の子が続きましたので今回も女の子を描こうと思います。今回のお題は、、、、、、弁財天です。パチパチパチパチパチパチパチパチ!
下書きを書いていきます。
昔話と言いましたが弁財天にちなんだ物語はあるのでしょうか?グーグル先生によると弁舌・音楽・財福・知恵などをつかさどるインドの女神という事ですので仏教と一緒に日本に伝わってきたのでしょうか?日本では七福神の一人に数えられたりしています。琵琶を引いているイメージがあるので琵琶を弾いているポーズで神様なのでちょっと威厳のある顔立ちにしてみました。ちょっと怖いかも。
鉛筆カーボン紙で画用紙にトレースして色鉛筆で塗っていきます。
いつもどおり肌から塗っていきます。濃い部分は茶色、赤みがある部分はピンクで顔にかかった前髪をさけながら塗っていきます。
唇、鼻、目、眉毛を塗っていきましょう。琵琶を弾いているので目の焦点は下向きにしておきます。
琵琶を引く手を塗りますが、爪は何色にしようか迷っています。
着物は襟をゴージャスに金色っぽくして、少し落ち着いた赤茶色にしてみました。金色は黄色をベースにハイライトは白く、陰をオレンジ、茶色、黒という順にグラデーションを使えば金色っぽくなります。
髪飾りは花をあしらった立体的なものにしました。
髪の毛はまずは流れを描いてから、ハイライトをさけながら一本いっぽん塗っていきます。ハイライトまわりに茶色の色鉛筆で赤茶っぽい色にしてみました。
琵琶を塗っていきますが、もう少しシンプルな形のものにすればよかったです。凹凸が多いので塗り分けが大変です。
最初に白色で弦を塗っておいてそこをさけながら琵琶の本体を塗っていきました。色が濃いほど画用紙の塗り残しが目立つので、このくらいの濃さだとしっかり塗っていかないといけません。
ただ塗り潰すだけでなく微妙な濃淡でハイライトも表現します。
背景は宮殿の中庭を意識して描いてみました。これで完成です。
スマホでトリミングして色調整しました。
感想
画用紙にも少しづつ慣れて来ました。ケント紙と比べて色鉛筆が一緒であれば発色などは変わらないので、画用紙の凹凸の質感を良しとするかどうかでしょうか。リアルな表現に画用紙の質感は不要ですし、画用紙の質感が手描きっぽくてあたたかみがあるともいえます。画用紙の凹凸を塗り潰して塗れなくはないでしょうが面積に比例して時間はかかります。自分はどちらが好きか参考にしてください。
それでは!