色鉛筆とクレヨンで胡蝶しのぶのイラストを描いてみた
こんにちは!色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!人気アニメの鬼滅の刃から、富岡 義勇、竈門 禰󠄀豆子と描いてきましたが、今回も鬼滅の刃のキャラクターを描いていきます。今回のお題は、、、、、、胡蝶 しのぶさんです。パチパチパチパチパチパチパチパチ!
この記事を描いている時点で管理人は、鬼滅の刃はAmazonでアニメを見た事がある程度の知識ですが、知ってる範囲で説明しますと、胡蝶しのぶさんは蟲柱という鬼殺隊でも、一部隊の柱という隊長的存在として登場しますが、蜘蛛の鬼編での富岡 義勇とのやり取りや敵の鬼(中ボス)とのやり取りを見る限り綺麗どころな存在ではありますがまともな性格ではないようです。鬼殺隊に入るだけの理由があるのですから、尋常ではない過去を乗り越えているのでしょうね。きっとそれも後々、語られていくと思います。
そんな胡蝶さんがバレンタインのチョコレートを渡すシーンを下書きして、ケント紙にトレースします。この時代にバレンタインという風習やチョコレートがなかった点は無視です。
例によってお肌から色鉛筆で塗っていきます。胡蝶様は色白でいらっしゃいますので、肌色、白色あたりの色鉛筆を中心に塗っていきます。色鉛筆でリアルよりな表現をする際に、かたちは漫画のように輪郭線では表現しません。色を面で塗っていきその組み合わせでかたちや輪郭が出来上がってきます。白い肌というのは、明るい部分が白で暗い部分が灰色や茶色になりがちです。そうなると色の幅が少なくなり限られた色鉛筆の色数でグラデーションをつくっていくのは神経を使うので大変です。ここを理解して、もっとも暗い部分にどの色を使うかあたりをつけておくと楽になります。
一番明るい部分がこの色鉛筆で濃い部分がこっちの色鉛筆。中間色はこの色鉛筆だから明るい部分と中間色はこの色とこの色を重ねて塗るという風に意識して塗れば濃淡のバランスが崩れることはありません。全体を意識せず無造作に塗っていくとこっちが濃くなったので、こっちもさらに濃くして、ここも濃くして、、、と気づいたら日焼けした感じの肌になりかねません。ただ、白い肌でも最後に黒の色鉛筆で服のえりもとの陰だったり髪の毛の陰を入れる事で立体感がますので自然な影も入れましょう。
白い羽織りはお肌以上に色幅が少ないので気を使います。灰色の色鉛筆で薄く塗りながら白い部分を残していきますが、色鉛筆のラインは少し残ります。白の色鉛筆を重ね塗りすれば多少は色を伸ばせますが、ラインは残ります。こういう時には色鉛筆ぼかし液を使うと、色鉛筆のラインを目立たないようにでき、色も薄く伸ばせます。さらにハイライト周りは消しゴムで薄くしていくか、白いクレヨンを重ねていくようにしてグラデーションをなめらかにしていきます。
下書きを書いている時は、背景は室内にしようかと思っていましたが、時代背景のギャップが大きいので、屋外の梅の木を背景にしようと思います。という事で色鉛筆で背景の大雑把な下書きを書きます。
まずはクレヨンで大まかに塗っていきます。背景の背景ということで空と山と地面を綿棒で色を伸ばしながら、色鉛筆で加筆していきます。
その後手前にくる梅の木の幹、梅の花という順で塗っていきます。少し意識したのは距離が遠いところほどボケて見えるように意識してみました。
完成です。
スマホでポートフォリオの設定で写真を撮ると背景がピンぼけします。さらにアプリで美肌にして、目を小さく小顔にしてみました。
感想
クレヨンでの背景を数回に続けて描いてきましたが、今回は、主役の顔と、チョコレートに目がいき背景はボケている感じがでてきました。ただ左の梅の木の方が手前なのに、右の梅の木よりもボケて見えます。なかなか難しいですね。もっとリアルな背景が描ければと思いますが後々の課題ですね。
それでは!