車 光沢・写り込みの塗り方の考察 第五回

こんにちは。5回目になりましたこのお題”車”。色鉛筆でミニのツルピカ滑らかボディーの写り込みをどこまで表現できるか!この文章も前回の使いまわしになるくらいの長丁場になってきましたが今回でとどめを刺します。あとはライトふたつ塗り切っちゃいましょう!

まずは下のちっちゃいライト。ウインカーライトなのかな。基本的に黒(PC935)だけで塗りました。まずは渦巻きをなるべく丁寧にぐるぐるぐるぐると描きます。その後に写り込みなのかわかりませんが黒い部分に円を意識してぐるぐるラインに沿って線を足していきます。そのあとは明るい部分を避けてティッシュで軽くこすります。そうすればハイライトの部分以外に色が薄くのってそれっぽくなります。
それから、上の大きなライトのふちも、前回の奥のライト同様に黒の強弱で塗っていき青(PC901)で空の写り込みをいれてますが、この写り込みはアップでみるとはっきりとマンションっぽいものと写真を撮影した人が写ってますね。これは迷いましたが簡略化して描きました。決して面倒だからではなく・・・管理人の技量に自信がなかったからでもなく・・・
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色鉛筆 車
最後の砦、このライトの内部・・・自分でトレースした下描きを見てもなにがなんだかわかりにくいですね。なのでいったん形の輪郭を黒の色鉛筆でとって、写り込みは後回し
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地道に形をなぞっていきます
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最後にライトの中の写り込みを入れます。おそらくマンションなんですがこんな形だと元がどんなマンションかもわからない。でも読み取れる情報を塗っていきます。
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最後にハイライトをさけてティッシュでこすってなじませ完成。
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スキャンしました。
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感想
下描きを描き始めた当初の予想どおりなかなかの時間のかかった大作になりました。達成感もそれなりにありました。ふーーー。それで出来はというますと、画面に白場がないので絵としてはなんかいい出来かなーと見えるのですが、やはり課題は写り込みでしょうか。写り込んでるところが濃い色になってそこからハイライトが白くまわり空の色になってと、このきれいな写り込みこれがまだまだ管理人の色鉛筆の技術では再現できてない。ライト周りのはっきりした写り込みなんかは今の技術では倍のケント紙の大きさで描きたいくらいですね。滑らかな写り込み、はっきりくっきりな写り込みうまく描き分けたいですね。もう一つはこういった機械系というか人工物はきれいなラインでがたつきがあるときれいに見えないのでそのあたりももっと大きな紙に描いてごまかしたいところ・・・もっと色鉛筆を細く削ったほうがいいのか・・・けっこうこまめに削ってるつもしでしたが・・・まだまだ課題は多いのですが、時間がかかった分、達成感もひとしおでした。やっぱり絵が仕上がっていくと嬉しいものです。でも次の課題はあまりこの形は??・・・と考えたりせずにかけるものを選ぼうかと思いました。

それでは、また次回。

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