マリオのオブジェクト 塗り方の考察 第三回
こんにちは。さあ今回も記念すべき10回目のお題のマリオさんを塗っていきましょう。マリオさんのフィギアの存在感を色鉛筆でどこまで表現できるか?チャレンジです。
前回はマリオさんのデップリおなかの青いオーバーオールまで塗りました。今日はマリオさんの靴から塗っていこうと思います。きっとマリオさんのBダッシュにすり減ることなく、身長の何倍にもなるスーパージャンプの高さからの衝撃にも耐え抜く靴ですから、すごい素材と技術で作られてるに違いないのですが、普通に茶色(PC946)で塗っていきます。ハイライトの部分には白(PC938)を強めに、明るい茶色の部分にも白を弱めに塗ってます。
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赤(PC924)で赤みがかった?オレンジがかった?部分を、濃い青(PC933)で青色がかったところを塗ってます。青色はわかりずらいのですが、陰の部分や、オーバーオールに近い部分に感じられます。黒い部分には弱めに黒(PC935)も塗ってます。
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紫ががった茶色(PC931)で濃い部分、陰になったあたりを塗って、さらに同じ色鉛筆で塗り重ねてます。靴だけを見て全体的に明るい先端の手前の部分が赤みがかっていて、かかとや下にいくほど暗く青くなるように塗ってる感じでしょうか。
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左足の靴もさっきと同じ要領で立体感が出るよう意識してヌリヌリしてます。ちなみに管理人は何かの本で読んだのですが、人間は本能的に赤いものを手前に、青いものを奥に感じるそうで、絵画の色の遠近法として使われるそうです。赤は地面、青は空を思い起こさせる色だからそうです。大空と大地を靴の中に感じられるように、果てしない大空と広い大地のその中でいつの日か 幸せを自分の腕でつかむよう 歩き出そう♪と歌いながら塗りましょう。
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松山千春さん・・・いい歌です。
今度はマリオさんの手袋です。無数のブロックを壊し続け、高熱のファイアーボールを握っても燃えない耐火性を誇る手袋ですがこちらもその素晴らしい機能性は無視して普通に色鉛筆で塗っていきます。しかしながら、この絵の中で最も難しい部分では?と管理人は思ってます。白い手袋なんですが微妙な陰影で手の立体感を表現しないといけませんし、帽子の赤の色が影響していろいろな色が入ってます。そのあたりがいかに表現できるか?まず輪郭は白いハイライトなんかが回ってたりするので背景の色で外郭を取っていきます。黄緑(PC912)と紫ががった茶色(PC931)の色鉛筆を使ってます。
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ハイライトと明るい部分を白く塗ってます。白い手袋なんで塗り残せばいいかもしれませんがこうしておけば多少色がのっても目立たず、少しずつ色を混ぜて調節しやすいからです。
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今度は比較的明るい部分を黄色(PC916)で塗ってます
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次に陰の部分を濃い青と黒で塗ります。弱めに塗りながら線を重ねていきます。いきなり強く塗ると濃くなりすぎますから。弱い線を重ねます。
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最後に白で全体的に色を馴染ませました。
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同じ色鉛筆で左手の手袋も塗りました。悟空が両手を上げてみんなオラに元気を分けてくれー と言って元気が集まってくるように塗っていきましょう。
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若干、白の手袋なのに色がつきすぎた感じもしますが・・・周りの背景に色がつけば白さが強調されてなじむと思います。そうなってほしい・・・
そんなとこで今日はここまで。これでのっぺら坊のマリオさんが出来上がりました。次回は顔を塗ってマリオさんフィギアを完成させましょう。
それでは。