色鉛筆でオリジナルの年賀状
こんにちは!色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!今回は少しはやい季節ものにチャレンジしてみよう思いますが、今回のおは、、、、、、年賀状です。パチパチパチパチパチパチパチパチ!
管理人は友達が多いわけではありませんので、年賀状を多く送るわけではありません。しかし、出来合いの年賀状のデザインがあふれかえった世の中であなたオリジナルの年賀状を描けば、受け取った相手はあなたの事を少し知るきっかけになるのではないでしょうか。〇〇さんって絵の趣味があるんだー。っとお正月休みが開けてからの話しのタネにもなります。
そういうわけで2021年の丑年の年賀状を書いていきたいと思います。ただ、管理人は送る相手が少ないので一枚一枚描いていけるかもしれませんが、一般的に年賀状のイラストをすべて手で描いていくのは大変です。小学生くらいまでは全て手描きだったのが今考えると恐ろしいですね。なので、オリジナルで描いたイラストをプリンターで取り込んで年賀状にプリントする事を前提にしてイラストを描いていこうと思います。
まずは下書きをコピー用紙に描いていきます。年賀状のサイズのほぼ2倍、面積比で4倍ほどの枠をとっておいてレイアウトを考えます。
わかりやすくハッピーニューイヤーと2021を大きく配置してみました。右下に空白を開けて置いて、送り相手にそれぞれのコメントを書くスペースをつくっておきます。
鉛筆カーボン紙でケント紙に濃い目にトレースしていきます。
2020年はなんと言ってもコロナ禍で様々な影響がありました。豪雨などの自然災害などもあり暗いニュースが多い一年だったので新年は嫌な事は忘れて前向きに迎えてほしいので、いわゆる和のティストの年賀状からかけ離れた色使いで、元気なイメージのイラストに出来ればと思います。
という事で牧場の緑から塗っていきましょう。白と黄緑の組み合わせは綺麗ですね。管理人はリチャードマイヤーという建築家を思い出してしまいます。芝生の上に白い建物、コルビジェにもにたデザインはとても素敵ですので、機会があれば是非一度検索してみて下さい。
色鉛筆で塗る前に練り消しを下書きのラインの上を転がしてラインを薄くしておきます。鉛筆の色粉が色鉛筆の色粉と混ざると目立つのできれいに仕上げるために手間をかけましょう。
背景は白いままで塗り残しておく予定です。何かしら色を塗ってしまうと年賀状にプリントするときに白いフチが残りますし、インクも背景の色が多く減ってしまいます。インク代はバカになりません。
山も青々とした感じで塗りますが手前の芝生よりも少し白色を重ねておき手前と奥の遠近感を出せればと思います。
空を塗っていきましょう。新春ということでは冬なので白っぽい空が現実的ですが、新緑の緑の牧場をイメージしていますので空も青々した感じで塗っていきます。
地平線近くの空は頭の上の見上げた空よりどうして白っぽいのでしょう?管理人の勝手な想像ですが、仮に地面から20kmの地点の空を見ていたとしたら、真上に見上げた箇所と地球が丸いことを考慮してまっすぐ正面にみた地上から20kmの箇所ではまっすぐに見たほうが遠くなります。そうなると距離が長い地点の方が白くかすんで見えるということで地平線近くは真上の空より白く見えるのではないでしょうか。
山の手前にある森を牧場の柵をさけながら塗っていきます。手作りの柵なので多少ガタピシしていても大丈夫ですが、色鉛筆の芯を細く削ったほうがきれいに塗りやすくなります。
古屋を塗って、森の緑が濃い部分を強調してモコモコ感を出します。
古屋の壁はベージュです。芝生もイラストっぽい草を入れていきます。雲は灰色の色鉛筆でモコモコさせていきます。綿棒を使って色を伸ばしますが、空の青色もうっすら伸ばして青味がけてます。
この牛の体が2021の0になっていたのは気づいてもらえましたでしょうか?
ハッピーニューイヤーの文字の中にお日様や虹を入れようか迷いましたが、シンプルに空の色で塗りつぶしました。あまりゴチャゴチャしてもいやですから。
完成です。
スマホで色合いを調整してみました。
感想
はっきりした色合いでシンプルに塗っていったので、元気な色合いに仕上がりました。コロナ一色だった2020年を忘れるような年賀状らしくない色合いというコンセプトで描きましたがそこは狙いどおりにいきました。皆さんもオリジナルの年賀状を書いてみるのはどうでしょう。プリントしなくても今は取り込んだ画像をSNSで送るという方法もあります。いやはやく便利な世の中です。是非チャレンジしてみてください。
それでは!