色鉛筆で昔話の絵本 虎の威を借る狐のイラスト

 

 

こんにちは!色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!引き続き昔話の登場人物を描くという事でもう4回目。今回のお題は、、、、、、虎の威を借る狐です。パチパチパチパチパチパチパチパチ!

虎の威を借る狐の話しは日本ではなく中国の故事の話しのようです。と言いつつ下書きを書いていきましょう。
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狐が虎を背に他の動物に威張っているシーンを描こうかと思いましたが、狐と虎の出会いのシーンにしました。狐と虎の顔が見えるようにアングルを考えてみましたが、虎の体制に無理があるでしょうか?

いつものように鉛筆カーボン紙でケント紙にトレースして色鉛筆で塗っていきます。
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今回のお題では画面の白場をなくして全て色鉛筆で塗っていこうと思います。つまり背景を描くという事です。まずは森の木を薄く色をつけていきます。
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虎の威を借る狐というのはマイナスイメージの話しですが、もともと虎に食べられそうになった狐、その窮地に、私は天帝に選ばれし者、その私を食べるとは大変な事ですよ。信じられないのであれば私の後ろについてきて森の動物達の態度を見てみなさい。というハッタリをかまして逆に虎を利用する。本来の意味とは違いますが素晴らしい知恵と度胸とも言えます。という事で狐が虎にハッタリをかましているシーンを選んでみました。

その狐ですが、虎より高い場所から話しているようにして中国のお偉いさんがかぶるような帽子と偉そうにキセルをふかさせてみました。毛並みは色鉛筆を細く削って描きたいので芯の硬い色鉛筆が使いやすいです。
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岩は薄ら苔がついたような緑色、陰には青色の色鉛筆を使って描いてみました。
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虎は背中に剣を担いで将軍がかぶるような帽子にしてみました。三国志の呂布のイラストを参考にさせていただきました。武力は天下一ですか、頭は弱いというイメージがある有名な武将ですね。
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背景の色を重ねて濃くしていきます。基本的には手前の物を濃く、奥の物を薄くします。狐の上のあたりから光が差し込むように光のラインを表現します。狐の背中から光が差し込むのであれば狐は逆光気味に暗く見えるはずですがイラストなので違和感がないよう明るく描きます。
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木の奥の遠景まで描いて完成です。

スマホでトリミングと色調整してみました。
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感想
今までは背景をあまり描いていませんでしたが、今回はチャレンジしてみました。単純に時間がかかるという事はありますが、木や植物は思った以上に難しいですね。葉を一枚いちまい描いても大変ですし、省略して描いてもうまくそれっぽく描けません。慣れも必要ですし、もっと資料を見る必要があるように感じました。

それでは!

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