マリオのオブジェクト 塗り方の考察 第四回

こんにちは。さあ記念すべき10回目のお題のマリオさんも早くも第四回です。はりきって塗っていきましょう。世界的スーパースターマリオさんのフィギアの存在感、スターのオーラを色鉛筆でどこまで表現できるか?オーラまでは表現できなくても常にチャレンジです。
前回は靴と手袋が塗り終わりあとはマリオさんの顔と背景を残すとことなりましたので顔を塗ってマリオさんを完成させましょう。まずはもみあげ、紫ががった茶色(PC931)で輪郭を取って、色を塗りながら、茶色(PC946)黒(PC935)を重ねて、白(PC938)で馴染ませてます。ただ輪郭などはフィギアならではで、帽子の下から髪の毛が出てもみあげになっているのではなく帽子ともみあげの間に肌色が見えていて後で着色したのがわかります。その肌色の部分も残しておきます。それと肌の部分のハイライトもこの時点で白で塗ってます。
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色鉛筆 マリオ

次はマリオさんといったら?おひげ!トレードマークのおひげを塗ります。白でハイライトを塗っておいて、黒を塗り重ねていきます。多少白を強めに塗っても、塗り重ねれば黒くはなりますから。逆に白く塗った部分は少々黒を塗っても真っ黒にはなりませんから。その辺を考えながら塗っていきます。
マリオのオブジェクト034

眉毛もおひげと同じ手順です。明るい部分を白く塗って、黒を塗り重ねてます。パッと見て真っ黒の眉毛ですが、この眉毛も凹凸があって顔より凸ってますから立体感を意識して出っ張った部分を少し明るくしてます。
マリオのオブジェクト035

今度はマリオの顔のお肌の部分、この部分はいろいろな色が影響してますね。まずは肌色(PC939)で輪郭を塗っていきます。帽子のつばの下の陰の部分に肌色を塗っていくと混色したときに明るい色になりそうだったので陰の境目あたりに輪郭を取ってます。
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濃い陰やしわのようなラインを濃い茶色(PC946)で塗り、帽子のつばの下の陰の部分を濃い青(PC933)で塗ります。
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今度は黄色(PC916)、赤(PC924)、水色(PC903)、を使って塗り分けます。黄色は周りに比べてでっぱった部分、赤と水色はあごのあたり。シャツの赤とオーバーオールの青の色の影響でしょう。うっすら色がのってます。
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同じ色鉛筆を使って塗り重ねます。顔の凸凹を意識してなぞるようなラインで重ねていきます。最後に白で馴染ませました。
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あとは目の部分。外から行くと、白目はいったん塗り残します。青い部分は水色と濃い青を混ぜながら、黒い部分は若干青色が入っているので、濃い青と黒を混ぜてます。真ん中のハイライトは塗り残してます。最後にティッシュでかるーくこすって外の白目の部分の下の方に色を付けてます。写真を見ても上より下の方が少し色がのってますから微妙な曲面で光の当たり方が違うのかもしれません。
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若干、肌の陰影、帽子のMマークの陰影を強調してます。アップでもわからないですかね・・・
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一旦、マリオさんは完成。全身です。
マリオのオブジェクト042

ふーー。マリオさんのフィギアは一通り色がつきました。きりもいいので今回はここまでです。次回は背景を塗って、マリオさんを馴染ませて作品を完成させればと思います。

それではみなさんまた次回お会いしましょう。

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