色鉛筆で昔話の絵本 因幡の白兎のイラスト

こんにちは!色鉛筆初心者のための色鉛筆イラスト講座!昔話の登場人物を描くという事でここ数回は背景を課題にして描きましたが、今回も背景は描いていこうと思います。それでは今回のお題は、、、、、、因幡の白兎です。パチパチパチパチパチパチパチパチ!

因幡の白兎は昔話というより神話になるのでしょうか?それではさっそく下書きです。
色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト
どんなシーンを描こうか考えましたが、今回は管理人が勝手に考えた物事のその後です。サメを騙して皮を剥がれた白兎が大国主(オオクニヌシと読むそうです)に助けられ、大国主の優しい性格が気に入られ八上比売(やかみひめ)と結婚します。ウサギは体調も万全に回復!改心してサメとも仲直り。今度はお互いギブアンドテイクで海を渡らせてもらいます。ただしサメの頭をジャンプして海を渡るにはサメが何匹いても足りませんからウエイクボードの要領でサメに引っ張ってもらいます。これで大国主の結婚祝いに向かう白兎を描いてみました。

いつものように下書きを鉛筆カーボン紙でケント紙にトレースして色鉛筆で塗っていきます。
色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト
今回はネットで見つけたグリザイユ画法というものにチャレンジしてみようと思います。色鉛筆というのは塗りたい色を塗ったり重ね塗りで色を調整していきますがグリザイユ画法はまず無彩色で陰影をつけ、その上に単色で色を重ねる技法のようです。管理人の解釈が正しければまず陰影だけ描くという事は、白黒写真とは違うのでしょう。白黒写真なら赤や青は濃い色になりますが陰影なら光のあたり具合ですからね。解釈が正しいかあやしいですが、まずはやってみましょう。

黒、薄い灰色と灰色と3種類の無彩色の色鉛筆で陰影を塗っていきます。
色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト 色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト 色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト
ウサギ、背景それぞれ立体的に見えるようになったでしょうか?
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しかし、グリザイユ画法と言いましたがウサギも雲も白いので無彩色だけでも塗れなくはありません。まあ、背景に色をつけていきましょう。
色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト 色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト
山は緑系の色鉛筆を数本使いましたが、グリザイユ画法では中間の緑色だけでそれらしく仕上がるという事でしょうか?最初の陰影が弱かったのかもしれません。

ウサギは黄色の色鉛筆で少し色味をつけてみました。
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ウエイクボードの縄、ガマの花なども塗っていきます。海は波があるのであまりはっきり写り込みは見えませんがわざとらしくわかりやすい写り込みも描いて完成です。
色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト 色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト

スマホでトリミングと色調整をしました。

色鉛筆 因幡の白兎 昔話 イラスト

感想
グリザイユ画法というものにチャレンジしてみましたが、作品の色数が少ないのもありあまり上手くいかなかった気がします。ただ、色数よりもそもそも、陰影の塗り方が薄かったようにも思います。白黒写真は白黒でもリアルに見えますから、陰影の色の幅をもっと広げた方がいいのでしょうか?いろいろ疑問も出てきましたが次回の課題にしておきます。

それでは!

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