マリオのオブジェクト 塗り方の考察 第五回

こんにちは。記念すべき10回目のお題のマリオさん!管理人の予想に反して第五回目まで引っ張ってきてます。しかし、それも今回で終わるでしょう!はりきっていきましょう!マリオさんのフィギアの存在感を色鉛筆でどこまで表現できるか?チャレンジです。
前回はマリオさんの顔を塗りあげ、ファイギアとして一通り色がついてます。今回は残す背景を塗り、マリオさんと馴染ませて完成させていきましょう。まずはマリオさんがのっている台からいきましょう。素材はわかりにくいですが断面が見えています。黒(PC935)を力を入れず軽めに塗って色をつけて、薄ーく水色(PC903)を塗ってます。最後にティッシュでこすってぼかしてます。
マリオのオブジェクト043
色鉛筆 マリオ
断面のすぐ上の質感が感じられる部分は黒でちょんちょんと短い線を描くように、マリオさんの影は水色(PC903)、濃い青(PC933)黒と狭いですがグラデーションを意識して塗ってます。台と背景の境目を茶色(PC946)、黒(PC935)、黄緑(PC912)で塗ってます。最初に一本線を引いてますがそこを目印に縦の短い線でピンぼけを表現してます。上にはみ出しても背景にも同じような色を使うのであまり気にしてません。
マリオのオブジェクト044

台の天面こちらも一見白く見えますが、真っ白ではないようです。ただ、色鉛筆で薄ーく塗ってもラインが目立ちそうなので台の断面をこすって、色がついてるティッシュッを使って天面の部分をこすって色をつけました。こうすれば真っ白ではないけど少し色がついてくれます。
マリオのオブジェクト045

残った背景。こちらは正直ピンぼけで何が写ってるのかは認識できません。これを表現していきます。紫ががった茶色(PC931)、茶色(PC946)、黒(PC935)、黄緑(PC912)濃い緑(PC908)、黄色(PC916)このあたりの色鉛筆で大まかに塗り分けてます。基本的に縦の線だけです。
マリオのオブジェクト046

赤(PC924)、水色(PC903)の色鉛筆も加えてます。色が薄い部分は縦線で表現できますが、濃い色の部分は縦線だけでは色が濃くならないのでクロスハッチングで塗りました。写真の色の境目は縦に色が混ざってるように見えるのでなるべく再現させったかったのです。
マリオのオブジェクト047

さらに塗り重ねてます。だいぶ塗り重ねてます。面積が広いので結構時間かかりました。並行してマリオさんのハイライトを調節してます。強く広めに残していたので、目が行き過ぎる部分を色を薄く載せたり、ティッシュッでこすって調節して馴染ませてます。
マリオのオブジェクト048

これで完成。スキャンしてます。
マリオのオブジェクト049

余談ですが、管理人は今まで文字をスキャンする設定でスキャンしてたのですが、カラー写真の設定があることに気付き設定を変えました。当たり前ですが、今までと違い色の再現が段違いによかったです。説明書は読みましょう。管理人の思い込みでキャノンさんをちょっと馬鹿にしてました。すみません。

感想
前回のお題に引き続き画面を埋めると時間はかかりますが、達成感もあります。出来はどうでしょうか?小さくアイコンにしてみると写真かな?っと思うくらいの実在感は表現できたでしょうか?課題はやはり色の再現がどこまで忠実にできてるかでしょうか。特に白い手袋のあたりの赤い帽子の影響で薄く赤になってる部分や、顔のあごのあたりの青や赤の服の色の影響を受けてる部分の混色・・・難しいですね。まだまだ経験が足りないからなのかこの色とこの色を混ぜれば写真の色が出来るとすぐにわかればいいのですがまだまだそうはいきません。千里の道も一歩から、ローマは一日にして成らずというところでしょか。まだまだ未熟者ですねー。それでも一つの作品を描き上げるのは楽しいので、地道にやっていきましょう。

それでは。

このブログは24色の色鉛筆を使ってイラストを描いていく過程を記したものです。36色でも、多色でもアナログな道具で費用が安くて楽しめる趣味です。今回のお題に共通点がありそうな作品をいくつかあげておきますので、よかったら参考にして下さい。
人物・キャラクター
色鉛筆で女性モデルのイラスト メイキング
色鉛筆でレゴブロックのイラスト メイキング

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